■機械式立体駐車場にも対応するコンパクトサイズ
2022年2月7日(月)、アウディのコンパクトSUVであるQ2に、スポーツバージョンの「SQ2」が加わりました。
Q2は、全幅1.8m・全高1.55m以下のコンパクトサイズを活かして、機械式立体駐車場に入庫できるなど、小回り性能の高さ・駐車のしやすさが魅力です。
今回、加わったアウディSQ2は、Q2シリーズで唯一、4WDのquattroを搭載。SQ2のクワトロシステムは、電子制御式油圧多板クラッチが採用されていて、加速性能とスポーティなコーナリングを実現します。
また、雪上や悪天候でも高い走行安定性に大きく寄与します。
搭載されるエンジンは2.0 TFSI 直4ターボエンジンで、最高出力300ps・最大トルク400Nmを発揮し、7速Sトロニックトランスミッション(デュアルクラッチ)と組み合わされています。
さらに、操舵量に応じてギヤレシオを可変する「プログレッシブステアリング」や、専用「Sスポーツサスペンション」によるダイナミックな走りが身上です。
SQ2は、スポーツ仕様にふさわしいアグレッシブな外観も目を惹きます。
「S」モデル専用にデザインされた多角形シングルフレームグリルをはじめ、アルミニウムルックのドアミラーを装備。また、専用ルーフスポイラーや4本出しのテールパイプ、18インチアルミホイールがディテールを引き締めています。
さらに、オプションの「ブラックスタイリングパッケージ」を選択すれば、シングルフレームグリルやエンブレムのAudi rings、ドアミラー、Cピラーなどがブラック仕上げになり、精悍さをより強調できます。
一方のインテリアも黒を基調としたスポーティな仕立て。「S」のロゴ入りスポーツシートは、見た目もホールド性もスポーツ仕様にふさわしい仕立てになっています。「マグマレッド」の「ファインナッパレザー」などが選択できる「SQ2インテリアデザインパッケージ」をオプションで設定。
先進安全装備では、ACCの「アダプティブクルーズアシスト」や「サイドアシスト」「アウディプレセンスベーシック」「ハイビームアシスト」などがパッケージオプションとして用意されていて、安全面、快適なドライブな面からもぜひ装着したいところです。
コンパクトSUVで本格的なスポーツ性能、全天候型といえる悪路走破性を備えた新型SQ2は、取り回しのしやすさも重視する方にオススメのモデルといえます。
●「SQ2」ボディサイズ:全長4220×全幅1800×全高1525mm
●「SQ2」価格:608万円
(塚田 勝弘)