■インド市場向けにローカライズされた「MQBA0-IN」プラットフォームを採用
フォルクスワーゲン(VW)が開発中の新型コンパクトセダン、「ヴィルタス(Virtus)」市販型プロトタイプを、カメラが初めて捉えました。
ヴィルタスはポロをベースとしており、インド市場向けにローカライズされた「MQBA0-IN」プラットフォームを採用、シュコダ「スラヴィア」の高級バージョンとなります。
スウェーデン北部の山中で捉えたプロトタイプは、ボディ全体をカモフラージュ。しかし、VWのデザインを特徴とした伝統的セダンのシルエットが確認できるほか、傾斜したルーフラインは実際にはリフトバックである可能性を示唆しています。
パワートレインは、2つのエンジンで構成、1つは最高出力115psを発揮する1.0リットル直列3気筒TSIエンジン、もう一つは最高出力150psを発揮する1.5リットル直列4気筒ターボユニット。
6速マニュアルは両方のエンジンに標準装備されますが、直列4気筒モーターは7速DSGがオプションで用意される予定となっています。
ヴィルタスの豊富な装備は、より手頃なシュコダ「スラヴィス」に対して最大のアドバンテージであり、オプションで冷却シート、パノラマルーフ、フルデジタルインストルメントクラスターが提供されます。
「ヴィルタス」の名称はすでに商標登録がされており、市販型でも採用されることが濃厚となっています。