デジタル化が加速する!ポルシェ パナメーラ、怒涛の大幅改良か!?

■ナンバープレート上部にスリムなエアインテークが追加

ポルシェの4ドアサルーン「パナメーラ」改良型と思われるプロトタイプをカメラが捉えました。

ポルシェ パナメーラ_004
ポルシェ パナメーラ 改良型 プロトタイプ

豪雪のスウェーデン山中でキャッチしたプロトタイプは、ナンバープレート上部にスリムなエアインテークが追加され、新形状のコーナーエアインテークを備えるバンパーを装備。

両サイドにはコンパクトなLEDデイタイムランニングライトが光っているほか、改良型で導入された丸いフォグランプは削除されているようです。後部は雪で覆われているため詳細は不明ですが、バンパーやテールライトがリフレッシュされる可能性が高いです。

ポルシェ パナメーラ_011
ポルシェ パナメーラ 改良型 プロトタイプ

カメラマンによると、キャビン内はカバーされていたといい、アップデートされたコクピットを装備している可能性がありそうです。

その場合、EVサルーン「タイカン」の同様のフルデジタルインストルメントクラスターを共有するほか、「911」で採用されたミニマリストのギアシフターを装備することが予想されます。

現行型の2代目パナメーラは2016年に登場。2020年には大幅改良を終えたばかりのホットモデルで、最高出力630ps・最大トルク820Nmを発揮する「ターボS」が導入されたほか、同年10月にはハイエンドモデル「ターボS E-Hybrid」を投入。最高出力は700psを発揮し、同モデル最強のバリエーションとなっています。

改良型には早すぎるため、現段階でこのプロトタイプの正体は不明ですが、さらなる大幅改良モデルの場合、エクステリアデザインの変更をメインに、最高出力330psを発揮する2.9リットルV型6気筒ツインターボエンジンなどがキャリーオーバーされると思われます。

しかし、これが「カイエンターボGT」の後を追う「パナメーラターボGT」開発車両の場合、4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンをカイエンと共有、最高出力は631ps、最大トルク849Nmを発揮すると予想されています。

果たしてこのプロトタイプの正体は何か? 新情報を入手し次第お伝えします。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる