■コーナーエアインテークが丸みを帯びてコンパクトに、グリルも新設計
メルセデス・ベンツは現在、ミッドサイズ・クロスオーバーSUV「GLE」ファミリーの改良型の開発を行なっており、通常バージョンをはじめAMGなどをキャッチしましたが、今回は派生モデル「GLEクーペ」最新プロトタイプをカメラが捉えました。
厳冬のスカンジナビアで目撃したプロトタイプは、ボディ前後をカモフラージュ、重点的に改良が行われるようです。
フロントエンドでは、わずかに小さくなったヘッドライトに刷新されたLEDデイタイムラインニングを装備。
コーナーエアインテークは丸みを帯びてコンパクトになり、グリル中央のワイド吸気口から分離されている可能性があります。その下部には中央で分割された新設計のスキッドプレートを備えているように見えます。
現行型のリアエンドでは、後輪の後ろのコーナーにスリムな垂直アクセントを配置、リフトゲートを横切る目立つボディラインで接続されていますが、プロトタイプでは排除されています。
テールライトは、内部に水平バーを備える新グラフィックスに変更されている様子がうかがえます。
パワートレインは、最高出力330psを発揮する3.0リットル直列6気筒エンジンなどがキャリーオーバーされると思われます。
GLEクーペ改良型のワールドプレミアは、早ければ2022年に導入される可能性があります。その場合、2020年に初設定されたクーペはわずか2年でのフェイスリフト敢行となります。