■正式デビューは3月9日、「MEB」プラットフォーム採用で多数のバリエーション提供
ワールドプレミアが3月9日に決定している、フォルクスワーゲン(VW)の新型EV「ID.BUZZ」の市販型デザインを大胆予想しました。
ID.BUZZは、そのルックスからTシリーズの前身である「タイプ2」(通称:ワーゲンバス)の再来と伝えられており、2017年にコンセプトカーが公開されて以来、4年の歳月を経ていよいよ発売となります。
市場では、カーゴ(商用車)バージョンと乗用車バージョンで発売予定となっているほか、キャンピングカーバージョンなど多用に展開される可能性がありますが、今回は最も注目が集まる乗用車バージョンを製作しました。
予想CGを提供してくれたのは、お馴染みロシアのカーメディア「KOLESA.RU」です。
すでにリリースされているティザーイメージをもとに製作されており、もうほぼこのエクステリアデザインといっても過言ではないでしょう。
CGでは、フロントエンドにはLEDデイタイムランニングライトで囲まれたヘッドライト、グリル両サイドに伸びるLEDバー、密閉されたグリル、メッシュのバンパーエアインテークが確認できます。
側面では、広々としたウィンドウ、フラットなルーフライン、両側スライドドアを装備。後部では、スポーティなルーフスポイラーやスリムなLEDテールライトが見てとれます。そしてなんといっても、今回はカラフルな4色のボディを提案、市販型で反映されるか注目したいです。
キャビン内では、ハンドルの奥に湾曲したデジタルメーターパネルを装備。中央のダッシュボードには大型のフローティングスタイルのタッチスクリーンを配置するなど、IDファミリーとしてインテリアデザインの多くを共有していることが濃厚です。
市販型では、乗用車、カーゴともにVWグループの「MEB」プラットフォームを採用。48kWh~111kWhのバッテリーを積むと見ています。
ベースモデルは後輪駆動で最高出力201psを発揮、注目は111kWhバッテリーを積むハイエンドモデルで、AWDを採用、前後にデュアルモーターを搭載し、システム合計365psを発揮、航続は342マイル(550km)と噂されています。