■BBSがF1とNASCARにホイール独占供給と発表
東京オートサロン2022 東ホール8に出店しているBBSジャパンでは、プレスカンファレンスにて2022年の自動車レースの最高峰と言われる「F1」およびアメリカ最大のストックカーレース「NASCAR」に、BBSホイールの独占供給がなされるとの発表があり話題を集めています。
そんな話題沸騰中のBBSですが、2021シーズンのSUPER GT GT300クラスでシリーズチャンピオンに輝いたSUBARU BRZ GT300のドライバー 井口卓人選手と山内英輝選手のお二人によるトークショーが開催されました。
●2021年SUPER GT GT300クラスチャンピオン SUBARU BRZ GT300のドライバー 井口卓人選手と山内英輝選手のトークショー
BBSジャパンブースでは、モータースポーツをテーマに、現在ここでしか目にすることのできないF1用18インチBBSホイールのディテールや、ニューモデルなどの展示がおこなわれています。
そんな中、2日目となる1月15日(土)から開始された「BBSジャパンスペシャルトークショー」には、MCにモータージャーナリストの飯田裕子さんを迎え、2021年SUPER GT GT300クラスでシリーズチャンピオンに輝いた井口卓人選手と山内英輝選手による「SUPER GT 2021 シーズン振り返り」と題したトークショーが開催されました。
シリーズチャンピオンのBRZ GT300には、もちろんBBSホイールが供給されていますが、実はドライバーおふたりの愛車にもBBSを装着しているそうです。
井口選手は前愛車のスバル レヴォーグにRE-Vを装着していたそうですが、実は納車日が決まったという新型BRZにもBBSホイールの装着を予定。会場で展示されている新色となるマットブロンズのRI-Aに決めているそうです。
新型BRZはWRブルーのボディをチョイスしたそうですが、レースマシンとのイメージも印象強く、ボディカラーにマッチするこの新色に一目ぼれした様子でした。
一方の山内選手は、前愛車のWRX S4から新型レヴォーグへ乗り換えたそうですが、ホイールはS4に装着していたLM-Rを引き継いでいるとのこと。
BBSといえば2ピースというイメージが強かったということと、ダイヤモンドブラックのカラーに引き付けられたそうです。
ちなみに、山内選手がクルマのカスタマイズに目覚めたのはBBSジャパンの工場見学で、職人の方たちが一つ一つ作り出す芸術品のようなホイールを見てハマってしまったそうです。
実際、レースでもBBSホイールがタイヤの限界値をあげてくれることを実感しているとのこと。
スーパーGTだけでなく、ニュルブルクリンク24時間レースに参戦するWRX STIにもBBSホイールが装着されており、いずれのレースマシンでもコーナリング性能の向上などが体感できるそうです。
チャンピオンドライバーも愛用するBBSホイールは、レースシーンでの高い信頼性と耐久性、さらに車両性能を最大限に引き出す性能と、ステアリングから伝わるフィーリングまでも大きく変えてくれるホイールだ、ということが分かるトークショーでした。
最終日の16日(日)にもBBSジャパンブースではおふたりのトークショーが開催されるので、現地へ足を運ぶ方はぜひその生の声を聞いてみてください!
(文・井元 貴幸)