■ランボルギーニ「ウルス」を凌ぐアグレッシブなエクステリアか
フェラーリが現在開発中のFUV(フェラーリ・ユーティリティ・ビークル)、「プロサングエ」市販型の最新予想CGを入手しました。
予想CGを提供してくれたのはインスタグラマーのtedoradze.giorgi氏です。
ボンネットにはエアスクープを装備、鋭いブーメラン型LEDデイタイムランニングライト、エアガイドを備えるコーナーエアインテーク、その下にはセカンドLEDなどライバルとなるランボルギーニ「ウルス」を凌ぐアグレッシブなフロントエンドが見てとれます。
後部では、スポーティなLEDストリップライトバーがクワッド円形テールライトを結んでいます。
6つのコンパクトディフューザーを挟む形で大型ディフューザーを装備、両サイドにはエアアウトレットバンパー上部中央にはデュアルエキゾーストパイプをインストールするなど、フェラーリらしさが随所に見られるデザインに仕上がっています。
市販型プロトタイプでは、側面からみると長いフード、流れるようなルーフラインが見てとれます。しかし、ボディがリフトアップされているものの従来のクロスオーバーSUVよりかなり最低地上高が低いことがわかります。
量産型では、同社の新しいフロントミッドエンジンアーキテクチャに乗り、ランボルギーニ「ウルス」や、アストンマーティン「DBX」とは一線を画する、5ドアのグランドツアラーのように、独自のニッチ路線が予想されます。
予想されるパワートレインは、フェラーリ「296GTB」から流用されるV型6気筒ツインターボPHEVが有力視されており、最高出力818ps・最大トルク740Nmを発揮。駆動方式は全輪駆動が期待されます。
V12エンジンを搭載したモデルも噂されており、こちらは1,000psオーバーが予想されます。
フェラーリは、2022年末までにワールドプレミアを行うことをアナウンスしています。
パワートレインにはハイブリッドと内燃エンジンを提供する予定だと発表しており、その両エンジン部門でニュル最速の量産SUVを狙うはずです。