新型フェアレディZ、マッチ&プロのZファン・内田氏のトークショーとともに日本仕様を発表!【東京オートサロン2022】

■新型フェアレディZは405psのV6ターボエンジンを搭載

東京オートサロン2022における日産自動車ブースの目玉は、なんといっても新型フェアレディZのお披露目。ついに新しいZの日本仕様市販モデルが姿を現したのです。

新型フェアレディZ

あれ…どこかで見たような…?

そう、確かに新型フェアレディZは2020年夏に「プロトタイプ」として公開され、市販モデルも2021年秋には北米で現地仕様が公開されています。

しかし、今回発表されたのはそれらとは違います。正真正銘の、日本仕様の市販モデル。つまりこのまま市販しちゃうわけですからね。

新型フェアレディZ。リヤスタイルも美しい

日産ブースでおこなわれた発表会は、自動車ジャーナリストでユーチューバーの河口まなぶさんが司会を担当し、“大のZファン”を自称するゲストの2人とトークショーを実施。

ひとりはレーシングチーム監督のマッチこと近藤真彦氏、そしてもうひとりは日産自動車の社長兼最高経営責任者である内田誠氏です。

Zファンの2人がトークショーを展開

えー、そうはいっても“社長がZファン”なんてそれほどでもないでしょう?……と思ったのですが、実は筋金入りのファンなのだとか。

内田さんはなんと、日産自動車に転職する前の20代のときに「頑張ってローンを払ってZ32に乗っていた」とのこと。本当のファンですね。疑ってすみませんでした。

日産社長の内田氏もZフリーク

新型フェアレディZの市販スケジュールは、まず限定240台の「Proto Spec」(696万6300円)がリリースされ、そのあと通常のカタログモデルが発売されるようです。

(工藤貴宏)

この記事の著者

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工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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