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■世界トップ陣の迫力あるモータースポーツを日本で体感できる
●WRC日本戦は11月10〜13日開催
パンデミックのコロナ禍の影響を受けて、2020年、2021年と残念ながら開催が2年ほど中止となり、日本では順延となっていた世界ラリー選手権(WRC)ラウンドの日本戦。2022年も日本戦は、WRCシリーズ最終13戦目として「フォーラムエイト・ラリージャパン2022」がスケジュールに組み込まれています。開催日程は11月10日〜13日となっています。
2022年は1月21日より始まるWRC開幕戦「ラリー・モンテカルロ」から世界の13か国の競技舞台をへ巡って再び、激戦の地が日本の愛知県周辺に舞い戻ってくることを待ち望むファンたちも多いことでしょう。なんといっても昨年は、世界ラリー選手権でトヨタがヤリスWRカーによってマニュファクチャラーズとドライバーズ/コドライバーズのタイトルを勝ち取り、お膝元への凱旋を目の当たりにするはずのイベントでもあっただけに、今年はなおさらな思いが募っているに違いないことでしょう。
●「J SPORTS」が「フォーラムエイト・ラリージャパン2022」のメディアパートナーに
その世界ラリー選手権の印象的シーンが見られるといえば、日本ではバラエティに富むスポーツチャンネルを4つも持つスポーツテレビ局、「J SPORTS(ジェイ・スポーツ)」です。J:COMなど全国のケーブルテレビやスカパーなどのBS放送で630万世帯が視聴しているというJ SPORTSでは、今年もまた世界ラリー選手権の全戦を放映。テレビばかりでなくPC、スマホ、タブレットで見られる「J SPORTSオンデマンド」でも全戦が配信されるそうです。
さらにJ SPORTSは、最終戦の日本戦「フォーラムエイト・ラリージャパン2022」のメディアパートナーに加わったとのこと。ラリージャパンの大会を盛り上げるべく、シーズンで展開されてゆくモータースポーツバトルの情報をつぶさにファンたちに届けてくれる、熱のこもりようがうかがえるものでしょう。
今シーズンは競技車両も「ラリー1規定マシン」という新しいカテゴリーが投入されてくるからシリーズ開幕から興味津々。トヨタは3ドアハッチバックのGRヤリスをベースにした競技車両にハイブリッドのパワートレインを搭載した「GR YARIS Rally1」にて臨みます。ハイブリッドの性能信頼性は昨年ル・マン24時間レース連覇も遂げているトヨタだけに筋金入り。とはいえ昨年チャンプのセバスチャン・オジェ選手はシリーズ全戦出場ではない勇退的参戦となるとの発表もあり、トヨタチームの若手ドライバーたちやライバル、ヒュンダイのオィット・タナック選手などとのドライバーズタイトル争いも劇戦が予想されます。
●最終戦「ラリージャパン」に向かう2022年世界ラリー選手権がいよいよ開幕
ちなみに、いよいよ始まる開幕戦のラリー・モンテカルロでは、2022年1月21日の午前4時から1時間45分ほどの生中継ライブが配信され、23日までそれぞれの放送時間が組まれています。開催国にしかないラリー現場の雰囲気を充分に満喫できそうですね。
(写真:トヨタ自動車)
【関連リンク】
「J SPORTS」WRCページ https://www.jsports.co.jp/motor/wrc/