■精悍さ、上質感を際立たせる新色2色を設定
ミニバンの中でも高い悪路走破性を誇る、個性派モデルの三菱デリカD:5が、2021年12月23日(木)に一部改良を受けました。
今回のポイントは新ボディカラーの採用で、同社独自の高輝度塗装であるダイヤモンドカラー「ホワイトダイヤモンド」と「ブラックダイヤモンド」が新たに用意されています。
7万7000円の有償色になる「ホワイトダイヤモンド」は、パール層に高光輝度小粒径アルミフレークを入れることで、パールの白い輝きと金属の陰影が得られ、立体的で硬質な印象をもたらします。
こちらも7万7000円の有償色になる「ブラックダイヤモンド」は、輝度の異なる光輝材を複数重ねることで、ダイナミックなグラデーションを生み出します。
力強く輝くハイライトと漆黒により、上質感と重厚感が表現されているのも見どころ。
さらに、陰影感と輝度を高め、同モデルならではの力強さ、ダイナミックさをより際立たせる新色「グラファイトグレーメタリック」も新たに採用されています。
なお、標準仕様はモノトーン4色と2トーン4色の全8色展開で、URBAN GEAR(アーバンギア)は、モノトーン3色を用意。さらに、特別仕様車「JASPER(ジャスパー)」には、専用色「ホワイトダイヤモンド/グラファイトグレーメタリック(7万7000円の有償色)」を含む2トーンの3色が用意されます。
「JASPER」は、好評により継続販売される特別仕様車。デリカD:5の「G」グレード(8人乗り)がベース。アウトドアやレジャーシーンに似合う装備が満載されています。
フロントグリルとポジションランプガーニッシュを「アイガーグレーメタリック」でペイント。足元のアルミホイールを「ダーククローム」調塗装とすることで、力強く引き締まった印象を付加しています。
加えて、「JASPER」のデカールをテールゲートに、広大な山並みやヘラジカを描いたデカールをボディサイドに配置し、アウトドアレジャーシーンに映えるデザインになっています。
内装は、シート生地に撥水機能が施されたスエード調人工皮革「グランリュクス」に、ブラウンステッチが施されています。
心地よい手触りや、滑りにくい立体的なボーダーキルティング形状にすることで、機能性と快適性を両立。また、インパネやドアトリムにもシートと同様のブラウンステッチが備わり、統一感のあるインテリアになっています。
ほかにもマッドフラップやカーゴフェンスなど、「JASPER」の魅力を高める、専用オリジナルアクセサリーが組み合わされた「JASPER コンプリートパッケージ」がディーラーオプションで設定されます。
2022年のミニバン市場は、ホンダ・ステップワゴン、トヨタ・ノア/ヴォクシーのフルモデルチェンジを控え、日産セレナの全面改良もあるかもしれません。
独自の魅力と個性を備えるデリカD:5の商品力強化も図られたことになります。
●価格
・デリカD:5 391万3800円〜438万7900円
・デリカD:5 URBANGEAR 414万2600円〜448万9100円
・「JASPER コンプリートパッケージ」 13万5740円(取付工賃込み)
(塚田 勝弘)