復活のヴァンテージ RS、最新ティザーイメージでリアを初公開

■「おやすみなさい」のメッセージとともにリアビュー公開

アストンマーティンの2ドアスポーツ「ヴァンテージ」に設定されるハードコアモデル、「ヴァンテージ V12 RS」の最新ティザーイメージが公開されました。

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アストンマーティン ヴァンテージ V12 RS ティザーイメージ

同社では、より大型の「DB11」が電化を推進するブランドの一つとして、バッテリー電源に移行する予定ですが、ガソリンエンジンが完全になくなる前に、最後のV型12気筒エンジンを搭載した限定モデルの登場を明言しています。

それがこの「ヴァンテージ V12 RS」(仮称)です。公式インスタグラムでは、「おやすみなさい」というキャプションが添えられています。

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アストンマーティン ヴァンテージ V12 RS 開発車両

はじめて公開された後部には、際立つリアウィング、アグレッシブなディフューザーなどが確認できます。

ヴァンテージでは2009年には初のV型12気筒エンジンを搭載したモデル「V12ヴァンテージ RS」が発売されましたが、今回の限定モデルで「RS」の名称が復活すると噂されています。

注目のパワートレインは、5.2リットルV型12気筒エンジンをV12スピードスターから流用し専用チューニングを実行、最高出力690ps・最大トルク753Nmを発揮すると予想される一方、最高出力が650ps程度に抑えられる可能性もあるようです。

スピードスターでは、わずか3.4秒で0-100km/hを駆け抜け、最高速度は319km/hを計測しますが、おそらくV12ヴァンテージRSでも同レベルが期待できるでしょう。

市販型ではフルカーボンボディを採用、大幅な軽量化を実現、限定299台の販売が予想されています。

V12 RSのワールドプレミアは2022年3月が有力です。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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