■「おやすみなさい」のメッセージとともにリアビュー公開
アストンマーティンの2ドアスポーツ「ヴァンテージ」に設定されるハードコアモデル、「ヴァンテージ V12 RS」の最新ティザーイメージが公開されました。
同社では、より大型の「DB11」が電化を推進するブランドの一つとして、バッテリー電源に移行する予定ですが、ガソリンエンジンが完全になくなる前に、最後のV型12気筒エンジンを搭載した限定モデルの登場を明言しています。
それがこの「ヴァンテージ V12 RS」(仮称)です。公式インスタグラムでは、「おやすみなさい」というキャプションが添えられています。
はじめて公開された後部には、際立つリアウィング、アグレッシブなディフューザーなどが確認できます。
ヴァンテージでは2009年には初のV型12気筒エンジンを搭載したモデル「V12ヴァンテージ RS」が発売されましたが、今回の限定モデルで「RS」の名称が復活すると噂されています。
注目のパワートレインは、5.2リットルV型12気筒エンジンをV12スピードスターから流用し専用チューニングを実行、最高出力690ps・最大トルク753Nmを発揮すると予想される一方、最高出力が650ps程度に抑えられる可能性もあるようです。
スピードスターでは、わずか3.4秒で0-100km/hを駆け抜け、最高速度は319km/hを計測しますが、おそらくV12ヴァンテージRSでも同レベルが期待できるでしょう。
市販型ではフルカーボンボディを採用、大幅な軽量化を実現、限定299台の販売が予想されています。
V12 RSのワールドプレミアは2022年3月が有力です。