フェラーリ初FUV「プロサングエ」最新プロダクション仕様をスクープ。V12モデルは1000ps超か?

■「296GTB」から流用されるV型6気筒ツインターボPHEV採用か

フェラーリ初のFUV(フェラーリ・ユーティリティ・ビークル)、「プロサングエ」市販型プロトタイプが再び出現し、カメラがテストの様子を捉えました。

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フェラーリ プロサングエ 市販型 最新プロトタイプ

プロトタイプは前回同様、マセラティ「レヴァンテ」のテストミュールではなく、プロダクション仕様のボディです。

厳重なカモフラージュによりディテールは不明ですが、側面からみると長いフード、流れるようなルーフラインが見てとれます。ボディがリフトアップされているものの、従来のクロスオーバーSUVよりかなり最低地上高が低いこともわかります。

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フェラーリ プロサングエ 市販型 最新プロトタイプ

後部でも、ピラーの角度やテールライトデザインも完全に隠さていており、未完成のデュアルエキゾーストパイプとディフューザーが僅かに確認できる程度です。

市販型では、同社の新しいフロントミッドエンジンアーキテクチャに乗り、ランボルギーニ「ウルス」やアストンマーティン「DBX」とは一線を画する、5ドアのグランドツアラーのように、独自のニッチ路線が予想されています。

予想されるパワートレインは、フェラーリ「296GTB」から流用されるV型6気筒ツインターボPHEVが有力視されており、最高出力818ps・最大トルク740Nmを発揮、駆動方式は全輪駆動となることが予想されています。

またV型12気筒エンジンを搭載したモデルも噂されており、こちらは1,000psオーバーと噂されています。

同社では、2022年末までにワールドプレミアを行うことを約束しており、パワートレインにはハイブリッドと内燃エンジンを提供する予定だと発表しています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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