アストンマーティンの電動化されたDBXがニュルに出現!マイルドハイブリッド採用か!?

■V8ではなく直6にEQブーストスターターオルタネーターを組み合わせパワーアップ

アストンマーティン初のクロスオーバーSUV「DBX」の開発車両をカメラが捉えました。

アストンマーティン DBX_002
アストンマーティン DBX ハイブリッドバージョン 開発車両

ニュルで捉えたプロトタイプは、リアウィンドウに電動モデルを示すイエローステッカーが貼られており、現在開発が進められている「DBX」ハイブリッドモデルであることがわかります。

ただし、給油口が1つしかないため、プラグインハイブリッドではないと思われます。

アストンマーティン DBX_007
アストンマーティン DBX ハイブリッドバージョン 開発車両

ベースとなるDBXには、メルセデスAMGから供給された4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力542psを発揮しますが、ハイブリッドバージョンでは徹底的なパフォーマンスよりも効率に重点を置いているため、V8をハイブリッド化せずメルセデスAMG 53で採用されている3.0リットル直列6気筒ターボチャージャーエンジンを搭載します。

このパワートレインは、マイルドハイブリッドシステムで、直6にEQブーストスターターオルタネーターを組み合わせ、21ps分の出力が加算されます。メルセデスAMG GLE 53では、最高出力429hpと最大トルク521Nmを発揮しますが、ほぼ同じパフォーマンスが期待できるはずです。

アストンマーティンは、この最初の電動化されたDBXのあとに、ランボルギーニ「ウルス」に匹敵する高性能DBXを計画しています。こちらはAMG製V型8気筒と電気モーターを搭載するプラグインハイブリッドが予想されており、市販型では700psオーバーが期待されています。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる