■ホイールベースを250mm延長し、リムジンSUVとして発売
ベントレーのクロスオーバーSUV「ベンテイガ」に設定されるロングホイールベースモデル開発車両、最新プロトタイプをカメラが捉えました。
豪雪のスウェーデン北部山中で捉えた開発車両は、創業100周年のマーケティングキャンペーン「BEYOND100」の巨大ペイントでボディをラッピング、これまで隠されたいたリアクォーターウィンドウの偽装も外され、後部ドアが延長されていることが鮮明にわかります。
現行型のボディサイズは全長5,140mm、ホイールベース2,995mmですが、LWBバージョンでは約250mm長くなることが予想され、リムジンSUVとして登場が期待されています。
LWB市販型は、中国や中東などの市場に導入される予定ですが、特に前者はロングホイールバージョンを強く好む傾向があり、メルセデス・ベンツ「CクラスLWB」や、BMW「5シリーズLi」などの中国専用のロングバージョン同様に、期待が寄せられています。
現行型パワートレインは、最高出力550ps・最大トルク770Nmを発揮する4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジン、最高出力635ps・最大トルク900Nmを発揮する6.0リットルW型12気筒ツインターボエンジン、ハイブリッドなどがラインアップされていますが、最新情報ではW12のみにLWBが設定される可能性があるようです。
ベンテイガLWBのワールドプレミアは、2022年初頭と見られています。