ド派手なカラーでメリークリスマス♪ マセラティ新型SUV「グレカーレ」の最終デザインがジワリ!

■豪雪のスカンジナビアでLED初点灯&グリル全開!

マセラティが開発中の新型クロスオーバーSUV、「グレカーレ」市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えました。

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マセラティ グレカーレ トロフェオ 開発車両

グレカーレは、兄貴分「レヴァンテ」の下に位置するブランド第2のSUVとなります。

厳冬のスカンジナビアでキャッチした開発車両は、これまでにない鮮やかな赤い迷彩でボディをラッピング、まるでクリスマス仕様のようです。

フロントエンドでは、トライデントバッジがうっすらと見えるマセラティグリルが両サイドいっぱいまで初めて露出、ヘッドライト内部には上下LEDデイタイムランニングライトがはじめて鮮明に点灯しています。

バンパー下部には長方形のコーナーエアインテークも見てとれますが、カモフラージュされており、最終デザインではないようです。

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マセラティ グレカーレ トロフェオ 開発車両

側面では赤い大径ホイール、クロスドリルを備えるブレーキディスク、赤いブレーキキャリパーを確認、リアエンドではアグレッシブなディフューザーや、ベースモデルの円形と差別化された、四角いクワッドエキゾーストパイプがインストールされていることから、このプロトタイプが高性能「トロフェオ」バージョンであることが予想されます。

トロフェオ市販型のパワートレインには現在2つの候補があると言われ、1つはアルファロメオ「ステルヴィオ クアドリフォリオ」に搭載されている2.9リットルV型6気筒ツインターボチャージャーエンジンで、最高出力510ps・最大トルク600Nmが予想されます。

もう一つは、スーパーカー「MC20」の3.0リットルV型6気筒ツインターボエンジンの流用で、この場合は最高出力600psオーバーも噂され、トランスミッションは8速オートマチックが標準装備されると思われます。

市販型では、アルファロメオのSUV「ステルヴィオ」と共有する「ジョルジオ」プラットフォームを採用しますが、よりワイドなトラック、3チャンバーセットアップの調整可能なエアサスペンション、および油圧サスペンションブッシュを備えます。

グレカーレ市販型のワールドプレミアは2021年11月に予定されていましたが、半導体不足の影響から2022年初頭へ延期されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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