トヨタ・カローラ4兄弟がテニス対決!?有名声優がアテレコした擬人化動画が意外とクルマに詳しい理由とは?

■必殺技連発の勝手にテニス対決

コンテンツスタジオ「CHOCOLATE Inc.」が、自身のYouTubeチャンネル「CV部」で現在、トヨタ「カローラ」シリーズを擬人化したテニス対決動画「カローラの絶対負けられない戦い(テニス)」を公開し、話題を呼んでいます。

CV部とは、身近にある「アレ」に対し、勝手に人格とキャラボイスをあてるという同社の「疑人格化」プロジェクト。

従来からクルマをはじめ、いろんなものに有名声優がアテレコをした100以上のショートストーリー動画が公開されており、YouTubeのチャンネル登録者数が16万人を突破したという人気チャンネルです。

そのシリーズ最新作が、カローラ4モデルがテニスのダブルスで戦う動画。セダンモデルの「カローラ」、ステーションワゴンの「カローラツーリング」、ハッチバックモデルの「カローラスポーツ」、そして新型SUV「カローラクロス」が登場し、それぞれに本物の俳優がアテレコ。

擬人化動画カローラの絶対負けられない戦い(テニス)
トヨタ・カローラ4兄弟がテニス対決をする擬人化動画「カローラの絶対負けられない戦い(テニス)」

しかも、声優陣には、杉田智和さん、櫻井孝宏さん、福山潤さん、朴璐美さんといった大人気アニメの吹き替えで有名な大物ばかり。各車の特徴を活かした必殺技など、バカバカしいけど面白いストーリーになっています。

●ベテランのカローラと組む新人とは?

今回の「カローラの絶対負けられない戦い(テニス)」では、カローラ&カローラクロス組と、カローラツーリング&カローラスポーツ組が、テニスのダブルス戦を闘うという設定です。

声優には、カローラ役に「銀魂」坂田銀時役などで有名な杉田智和さん、カローラクロス役は「鋼の錬金術師」エドワード・エルリック役などでおなじみ朴璐美さん、カローラツーリング役は「呪術廻戦」夏油傑役などの櫻井孝宏さん、カローラスポーツ役は「吸血鬼すぐ死ぬ」ドラルク役などを務めた福山潤さんらが担当。

人気アニメなどでおなじみの有名声優ばかりが出演しています。

擬人化動画カローラの絶対負けられない戦い(テニス)
カローラが必殺技を繰り出すシーン

この動画で面白いのは、各モデルの特徴などを活かしたキャラ設定や必殺技です。たとえば、1966年から生産され50年以上の歴史を誇るカローラはベテランプレーヤー役。

そのカローラとコンビを組むカローラクロスは、新人選手という設定。2021年9月に発売されたばかりのモデルですから、まさに適役です。

また、荷物の積載性に優れるカローラツーリングでは、必殺技の名前が「ラゲージレシーブ」。相棒であるカローラスポーツの軽快なハンドリングに加え、各車に設定があるハイブリッド車の強み(燃費?)を活かした合体技も披露します。

擬人化動画カローラの絶対負けられない戦い(テニス)
カローラツーリング&カローラスポーツ組の合体技

かなりクルマに詳しい人が作ったストーリーだなと思っていたら、それもそのはず、この動画のスポンサーはトヨタ。きっと脚本の段階で、さまざまなアドバイスなどを行ったことが伺えます。

ともあれ、年末年始の時間があるときにでも、一度観てみて下さいな。2分18秒と短いですし、オバカな内容なので気楽に観られます。しかも、カローラのことが少しだけ詳しくなること間違いなしです。

(文:平塚直樹

この記事の著者

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平塚 直樹

自動車系の出版社3社を渡り歩き、流れ流れて今に至る「漂流」系フリーライター。実は、クリッカー運営母体の三栄にも在籍経験があり、10年前のクリッカー「創刊」時は、ちょっとエロい(?)カスタムカー雑誌の編集長をやっておりました。
現在は、WEBメディアをメインに紙媒体を少々、車選びやお役立ち情報、自動運転などの最新テクノロジーなどを中心に執筆しています。元々好きなバイクや最近気になるドローンなどにも進出中!
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