ホンダN-BOXが一部改良。オートブレーキホールド付電子制御パーキングブレーキを全車標準化し、ACCに渋滞追従機能を追加

■ブラックのアクセントが際立つ特別仕様車「STYLE+BLACK」を設定

2021年10月の軽自動車販売台数でトップに立ったのは、スマイルを追加したスズキ・ワゴンRで、2位には日産ルークス(試験データに異常があり、生産停止中という一部報道あり)がつけていて、3位に王者のホンダN-BOXが続いていました。

11月はN-BOXが再び、定位置のトップに返り咲いています。

ホンダ N-BOX
特別仕様車の「N-BOX Custom STYLE+BLACK(スタイルプラスブラック)」

そんな中、ホンダは2021年12月16日(木)に、N-BOXの商品力向上を図る一部改良を実施しました。発売は翌17日(金)になります。

ホンダ N-BOX
オートパーキングブレーキを全車に標準化した

今回の一部改良では、ニーズが高いというオートブレーキホールド付電子制御パーキングブレーキが新たに全車標準化されています。これにより、停車、発進時のパーキングブレーキの操作が大幅に楽になります。

電子制御パーキングの全車標準化に合わせて「Honda SENSING(ホンダセンシング)」のアダプティブクルーズコントロールが渋滞追従機能付にアップデート。高速道路での渋滞時などのドライバーの負担を軽減します。

ホンダ N-BOX
一部改良を受けたN-BOXのインパネ

また、N-BOXの誕生10周年を機に、N-BOX、N-ONE、N-WGN、N-VANのNシリーズに、共通の新ブランド「N STYLE+」が設定されます。

第一弾として、特別仕様車の「N-BOX Custom STYLE+BLACK(スタイルプラスブラック)」も同時に発売されます。

ホンダ N-BOX
「N-BOX Custom STYLE+BLACK(スタイルプラスブラック)」のフロントグリル

同特別仕様車は、精悍なエクステリア、スポーティな内装が特徴のN-BOXカスタムに、こだわりのブラックを加飾として配置されるエクステリアが特徴。

フロントグリルやリヤライセンスガーニッシュをはじめ、ディテールに配された「ベルリナブラック」が、クールで高級感を醸し出しています。

さらに、N-BOXカスタムのエンブレムやアルミホイールにも専用のブラック塗装がペイントされ、引き締まったムードが色濃く漂っています。

ホンダ N-BOX
ブラックのアクセントカラーが引き締める「N-BOX Custom STYLE+BLACK」

ドライバーの操作をサポートするオートパーキングブレーキ、渋滞追従機能付ACCの搭載、特別仕様車の設定により、競争が激しくなっている軽自動車販売でN-BOXが再びトップの座を維持し続けるかも注目です。

●価格
・N-BOX:144万8700円〜204万2700円
・N-BOX スロープ仕様:164万7000円〜206万8000円
・N-BOX カスタム:178万9700円〜225万2800円
・N-BOX カスタム スロープ仕様:200万7000円〜212万8000円
・N-BOX カスタム 特別仕様車「L STYLE+BLACK」:192万9400円〜206万2500円
・N-BOX カスタム 特別仕様車「L・ターボSTYLE+BLACK」:205万7000円〜219万100円

塚田 勝弘

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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