2022年、アウディA6大幅改良へ。プロトタイプを初スクープ!

■フロント&リアデザインを刷新。キャビン内には新しいトリム、より多くのADAS機能など

アウディは2021年11月、フラッグシップセダン「A8」改良型を発表しましたが、欧州Eセグメントにあたる「A6 セダン」改良型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

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アウディ A6 改良型 プロトタイプ

第5世代である現行型は2019年に発売、同年日本にも導入されており、これが初の大幅改良となります。

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アウディ A6 改良型 プロトタイプ

ドイツのインゴルシュタット工場に近い公道で捉えたプロトタイプは、ボディ前後をカモフラージュ。ボディキットとフロントフェンダーのバッジからスポーティな「Sライン」パッケージとみられます。

プロトタイプは開発初期段階であるため、ディテールは不明ですが、グリル、エアインテーク、バンパーなどを新設計するほか、ヘッドライトは現行のアウトラインを維持しつつ内部グラフィックスがリフレッシュされるでしょう。

後部では、LEDテールライトを改良するほか、エキゾーストパイプやバンパーも新設計され、OLEDテールライトはオプション設定となると思われます。

キャビン内では、新しいトリムオプション、より多くのADAS機能、いくつかのインフォテイメントのアップデートがなされる可能性が高いですが、12.3インチのデジタルインストルメントクラスター、10.1インチのインフォテイメントタッチスクリーン、および温度やそのほかの便利機能を制御する8.6インチのディスプレイは維持すると予想されます。

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アウディ A6 改良型 プロトタイプ

パワートレインは、2.0リットル、3.0リットル、2.9リットル、4.0リットルのTFSIガソリンエンジンに加え、2.0リットルと3.0リットルのTDIディーゼルエンジンをラインアップ。

それらはすべて48Vマイルドハイブリット技術を備え、7速S-Tronic、または8速Tiptronicのいずれかのオートマチックギアボックスを介して、フロント、または全輪駆動「クワトロ」に伝達されます。

A6改良型のデビューは2022年終わりとなるでしょう。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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