■デビューは2023年、効率的なハイブリットや強力なAMGを含む幅広いエンジンを提供
メルセデス・ベンツは2021年、ライバルBMW「5シリーズ」との競争力を高めるため、Eクラスのエクステリアデザイン、エンジンの微調整、インテリアテクノロジーを改善しましたが、すでに次期型の開発に着手しているようです。
初代Eクラスは1985年にデビュー。第5世代となる現行型「W213」型は2016年から発売されており、すでに5年が経過、いよいよ第6世代「W214」型に世代交代されます。
カメラがはじめて捉えたプロトタイプは、開発初期段階のため完全なカモフラージュが施されています。
しかし、フロントエンドでは早くも市販型コンポーネントと思われるヘッドライトが装備されていることがわかるほか、グリルデザインの変更がなされる可能性もありそうです。
後部では、バンパーの形状を一新しているようですが、わずかにLEDテールライトの一部が見てとれるだけで、排気口も隠されている段階です。
キャビン内では、フラッグシップセダン「Sクラス」や「Cクラス」の大型ディスプレイを伴うレイアウトが継承される可能性が高いと思われます。
メルセデスは今年初め、Eクラスのエレクトリックバージョン「EQE」をデビューさせましたが、Eクラス次期型では効率的なハイブリットや強力なAMGを含む幅広いエンジンが提供されると予想されます。
現行ラインアップで、最も売れているモデルの1台であるEクラスですが、同社のスローガン「The best or nothing」(最善か無しか)のもと、次期型は2023年内のデビューを目指しています。