日産スカイライン クロスオーバーに後継モデルが登場か? クラウンSUVと対峙

■VCターボ+デュアルモーターで駆動する最新世代のe-POWER搭載

日産が展開する高級ブランド、インフィニティは、高級クロスオーバー・クーペSUV「インフィニティQX55」を2020年11月に発表しましたが、その日本バージョンとも言える「スカイラインSUV」を開発している可能性があることがわかりました。

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インフィニティ QX50

スカイライン クロスオーバーは、インフィニティ「EX35」の日産バージョンとして日本市場に投入されていたモデルで、2009年から2016年まで販売されました。

日本では1代限りで生産終了となりましたが、海外では、2014年から「QX50」に改名して販売されているほか、2020年には「QX50」のクーペバージョンとして「QX55」が投入されました。

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スカイライン SUV 新型 予想CG

日本市場において、スカイラインは次期型の発売が危ぶまれていましたが、開発中であると思われ、同時にSUV(クロスオーバー)が設定される可能性がありそうです。

これはライバルのトヨタ「クラウン」次期型と同じ流れで、2022年から2023年にかけてスカイライン vs. クラウンのセダン・SUV対決が見られそうです。

入手した情報によるエクステリアデザインは、シティフローダーらしいクーペ風シルエットに、サイドは現行スカイラインの立体的なラインを継承しつつ、リヤ部分に大きくラウンドさせたラインがプラスされます。

フロントは、今の日産の流れをくむグリルデザインになり、スカイラインの特徴である内側グリルをデザイン。ヘッドライトは内側から外側に膨らみを取り入れたデザインで、顔つきに存在感がアピールされることになりそうです。

パワートレインは、2.0リットル直列4気筒VCターボ+デュアルモーターで駆動する最新世代のe-POWERを搭載、最高出力は440psとも噂されています。

開発が順調に進めば、スカイライン セダン次期型は2022年内、SUVは同年あるいは2023年になるでしょう。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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