BMW 5シリーズツーリングに初のEV「i5」設定の噂!

■システム合計出力750psを発揮する「i5M」にも期待

BMWは現在、主力「5シリーズ」次世代型を開発しているとともに、シリーズ初となるオールエレクトリックモデル「i5」も同時開発していますが、派生ワゴン「i5 ツーリング」が発売される可能性が高いことがわかりました。

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BMW i5 開発車両

次のG60世代は2016年から発売されているG30世代から置き換えられます。同ブランドでは、「4シリーズ」に内燃機関モデルのエントリーレベル「430i」から、ハイエンド「M4」までラインアップしています。

またフルエレクトリックの「i4eDrive40」とパフォーマンス指向の「i4M50」を設定し、電動化を強化していますが、5シリーズも同じ道をたどることになりそうです。

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BMW i5 開発車両

次世代5シリーズは、BMWの「CLAR」プラットフォームに乗り、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、プラグインハイブリッド、そしてフルエレクトリックで提供、ICEモデルでは直列4気筒、および直列6気筒エンジンにマイルドハイブリッドが組み合わされると予想されます。

一方フルエレクトリック「i5」では、70kWhから100kWhの範囲のバッテリーパックを備えるシングルモーター+後輪駆動、およびデュアルモーター+全輪駆動のバリエーションがラインアップされるほか、最強「i5M」では、システム合計出力750psを発揮するトリプルモーターを搭載すると噂されています。

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BMW i5 開発車両

これまでi5プロトタイプは何度か目撃されていますが、ツーリングは実車が確認できておらず、エレクトリックバージョンの設定はないとも噂されていました。しかし、最新情報では、セダンと同スペックを持ち2024年に発売される可能性があるといいます。

5シリーズセダンは、それに先立ち2022年後半と予想されています。BMWでは、3シリーズツーリングに初Mモデルが設定されることが確実となっており、電動i5ツーリングが登場となれば、「i5Mツーリング」の登場など期待が膨らみます。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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