■0-100km/h加速4.2秒で、2,658kg(5,860ポンド)の7人乗りSUVとしては驚愕のパフォーマンス
BMWは現在フラッグシップ・クロスオーバーSUV「X7」改良新型を開発していますが、そのパフォーマンスモデルとなるアルピナ「XB7」市販型の最新プロトタイプを、はじめて鮮明にカメラが捉えました。
ドイツ・ミュンヘン周辺で撮影された開発車両は、フロントエンドが完全に偽装で覆われていますが、今後の「7シリーズ」や「X7」改良新型同様に上下二段のスプリットヘッドライトが採用されていることがわかるほか、バンパーも新設計されている可能性が高いです。
また足まわりではアルピナ専用の大径ホイールを装着、後部では生産仕様とみられる横U字型LEDテールライトの一部、クワッドエキゾーストパイプも確認できます。
なおバンパー中央部には、小さな開口部がみられますが、現段階では何か不明です。
キャビン内では、ベースとなる「X8 M50i」改良新型同様に「iX」でみられる、カーブした湾曲ダッシュボードの採用が濃厚です。
XB7のパワートレインは、4.4リットルV型8気筒ツインターボのアップグレードバージョンを搭載、最高出力は621ps・最大トルク800Nを発揮、BMW純正「M50i」の530psを圧倒します。
また0-100km/h加速はわずかに4.2秒で、2,658kg(5,860ポンド)の7人乗りSUVとしては驚愕のパフォーマンスを誇ります。
ベースとなるX7は2022年前半にデビュー予定で、アルピナバージョンは直後に続くことが予想されています。