メルセデス・ベンツの新型モデル「CLE」はこうなる!エクステリアを大予想

■「Sクラス」最新世代と共有される「MRA-2」プラットフォーム採用

メルセデス・ベンツは現在、新たにラインアップに加わる「CLE」クラスを開発していると見られますが、その市販型予想CGを入手しました。

メルセデス・ベンツ CLE_005
メルセデス・ベンツ CLE クーペ 市販型 予想CG

メルセデス・ベンツは昨年、「Cクラス」と「Eクラス」に設定されているクーペとカブリオレの廃止を示唆していましたが、完全に排除するわけではなく、新たに「CLE」クラスが誕生します。

メルセデス・ベンツ CLE_003
メルセデス・ベンツ CLE カブリオレ 開発車両

すでにコンバーチブルバージョンのプロトタイプを捉えていますが、市販型では「Cクラス」、および「Sクラス」最新世代と共有される、同社の「MRA-2」プラットフォームに乗り、CクラスとEクラスに設定されている「クーペ」と「コンバーチブル」に置き換えるように設定されます。

協力してくれたのは、ロシアの自動車サイト「KOLESA.RU」です。

スパイショットではコンバーチブルバージョンですが、予想CGではクーペが描かれています。ヘッドライトはスリムながら丸みを持たせ、これまでのラインアップには見られない新設計デザインとなっています。

サイドには、キックアップし躍動感のあるキャラクターを設置、グラマラスなリアフェンダーへと続いています。また前輪と後輪の向きが異なることから四輪蛇行システムが搭載されているようです。

メルセデス・ベンツ CLE_004
メルセデス・ベンツ CLE クーペ 市販型 予想CG

後部では、「CLS」よりさらにスリムなLEDテールライト、コンパクトなダックテールスポイラー、デュアルエキゾーストパイプが装備されているのがわかります。

CLEは「C」と「E」の間に設定され、ラインアップでは「CLA」と「CLS」の間に位置します。

現段階でクーペ/コンバーチブル以外のボディスタイルは考慮されていませんが、ライバルとなるアウディ「A5」やBMW「4シリーズ」には、クーペとコンバーチブルだけでなく、アウディは「スポーツバック」、BMWが「グランクーペ」と4ドアクーペが存在しており、メルセデス・ベンツもCLEでこれに対抗する可能性があります。

CLEクラスは2022年内に欧州で発売予定ですが、日本市場への導入にも注目したいですね。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる