日本ペンクラブ創立/世界初の潮力発電所が完成/ホンダのNSX・タイプRデビュー!【今日は何の日?11月26日】

■今日はペンの日、フランスで世界初の潮力発電に成功

「日本ペンクラブ」の初代会長、島崎藤村(C)Creative Commons
「日本ペンクラブ」の初代会長、島崎藤村(C)Creative Commons

1935(昭和10)年11月26日は、「ペンの日」です。この日に、「日本ペンクラブ」が創立されたことにちなんで制定されました。ペンを愛用する人が集まるのわけではなく、詩人や小説家、評論家など執筆活動に携わる人が集まるクラブです。文学・文化を人々に広めていこう、文学で世界を平和にしていこうとする「国際PEN」の日本支部という位置づけです。いかに格調の高いクラブかは、初代会長が島崎藤村、3代目会長は志賀直哉、4代目会長は川端康成という錚々たるメンバーから、うかがい知れますね。

ランス潮流発電所(C)Creative Commons
ランス潮流発電所(C)Creative Commons

また1966(昭和41)年のこの日、フランスのブルターニュ地方のサン・マロ郊外にあるランス川河口に、世界初の潮力発電所が完成しました。幅700mの河口をせき止めたダムで、満潮時に水を溜め、干潮時に水を放出して水力発電機を回して発電するという、海の干満差を利用する仕組みです。干満差は、最大で13.5m、最大出力は24万kWです。今も現役で、フランス全体の電気消費量の0.12%がこの発電で賄われているそうです。

さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?

●ホンダのスーパースポーツNSXに新たなモデルNSX・タイプRが追加!

1992(平成4)年のこの日、1990年に鮮烈なデビューを飾ったホンダNSXに新たなスーパーモデル「NSX・タイプR」が追加設定されました。NSXは、オールアルミ製軽量モノコックボディに、3.0L V6DOHC24Vエンジンをミッドシップに積み、その性能を遺憾なく発揮する足回りと数々の先進技術を採用したスーパースポーツでした。

1992年に発売されたNSXタイプR
1992年に発売されたNSXタイプR
NSXタイプRの後ろ外観。スポイラー一体型のテールエンドとリアスポイラーが印象的
NSXタイプRの後ろ外観。スポイラー一体型のテールエンドとリアスポイラーが印象的

追加されたNSX・タイプRは、より高度な運動性能を実現するため、NSXで採用した材料置換をさらに進めた上で、レーシングカーのチューニングを施しました。軽量化はただ軽量化するのではなく、クルマの重心を車体の中心へ、しかも下げることで、ヨーモーメントや荷重移動の低減化を図って、運動性能を向上させたのです。

NSXタイプRのインテリア。レカロ製フルバケットシート、MOMO製ステアリングホイールを装備
NSXタイプRのインテリア。レカロ製フルバケットシート、MOMO製ステアリングホイールを装備

具体的な軽量化は、バンパービームのアルミ化、リアスポイラー素材見直し、リアパーテーションガラスの1枚化、レカロ製の超軽量フルバケットシート、MOMO製のステアリングホイール、ENKEI製超軽量アルミホイールなどで、軽量化の合計は120kgを超えました。

1990年にデビューしたNSX。ワイド&ローのスタイリングにリトラクタブルヘッドライトやサイドのエアインテークが精悍さを強調
1990年にデビューしたNSX。ワイド&ローのスタイリングにリトラクタブルヘッドライトやサイドのエアインテークが精悍さを強調

足回りはレーシング仕様でまとめられ、ダンパーやスプリングの強化はもちろんのこと、車高を10mm下げ、分離加圧式高応答ダンパーやキャンバー角/キャスター角などのアライメントの見直しなどを実施。エンジンのスペックは同じですが、レーシングエンジンと同じチューニング手法を施し、軽量化や足回りの強化と相まって、加速性能とブレーキ性能、コーナリング性能が一段と高次元のレベルのスーパースポーツとなりました。

レーシングカーのチューニング理論を随所に応用したピュアスポーツモデル、タイプRの発売は3年間、その間の生産台数は480台でした。その後、NSXのマイナーチェンジを経て、2002年に復活して、さらにブラッシュアップアされた究極のピュアスポーツモデルへと進化しました。

毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかも知れません。

Mr.ソラン