■ボディに多数の黒いボディクラッディングを装備、ルーフスポイラーでスポーティーに
ヒュンダイの主力セダン「エラントラ」の派生モデルとなる「ハイライディングワゴン」を大予想しました。
初代エラントラは1990年に「ステラ」後継モデルとして誕生、2006年に登場した4代目は、韓国初のハイブリッドカーになるなど、ヒュンダイを代表するモデルに成長しました。
2020年に発売されたばかりの第7世代では、かつてないアグレッシブなグリル、鋭いヘッドライト、スポーティなLEDストリップライトを採用するなど、大きなデザイン革命となりました。
現在は、4ドアセダン、2ドアクーペ、そして5ドアハッチバックがラインアップされています。
お馴染みロシアの自動車メディア「KOLESA.RU」が提案してくれたのは、セダンでもクロスオーバーSUVでもない、新たなるセグメント「ハイライディングエステート」です。
エラントラをベースに描かれた予想CGは、ボディをリフトアップし、ルーフラインを延長、ボディスタイルを一変させています。またフロントグリル&バンパー、リヤバンパー、ホイールアーチに黒いボディクラッディングを備えているほか、ルーフスポイラー、ディフューザーを備えるリヤスキッドプレート、デュアルエキゾーストパイプが見てとれます。
パワートレインはセダン同様に1.6リットル、1.8リットル、2.0リットル直列4気筒エンジンをラインアップ、電動化も検討されるかもしれません。
キャビン内はフルデジタルインストルメントクラスター、インフォテインメントディスプレイを搭載、同社のクロスオーバーSUV、「TUCSON」(ツーソン)新型とレイアウトを共有する可能性が高いかもしれません。
現段階で、ヒュンダイがこのハイライディングエステートを発売する確率は低いですが、飽和状態となりつつあるクロスオーバーSUV市場に、風穴を開けるセグメントとなりうる可能性を秘めています。