トヨタGRカローラついに登場か!? ティザーイメージに隠された謎とは?

■気温制御ディスプレイ内に最高出力の268psのヒント

トヨタは6月、米国にてカローラの派生クロスオーバーSUV「カローラクロス」を発表しましたが、今度は「GRカローラ」を示唆するティザーイメージをリリースしました。

トヨタ GRカローラ_001
トヨタ GRカローラ ティザーイメージ

カローラのインテリアと思われる画像には「推測してください…」というメッセージが添えられており、いくつかのヒントが隠されているようです。

トヨタ カローラ GRMN
トヨタ カローラ GRMN 予想CG

まず、左上の画像にあるインストルメントクラスターの「G:16」の表示です。これは「G16E-GTS」というエンジンを現しており、GRヤリスの1.6リットル直列3気筒「G16E-GTS」を示唆していると考えられます。

次に左下ナビゲーションの画像ですが、よく見ると「GT-Four」という文字が見えます。おそらく「GRヤリス」の全輪駆動を継承する意味が込められているはずです。

3つめのヒントは、右下の気温制御ディスプレイ内、左の「2」と右の「68」で、GRヤリスの最高出力268psを示唆している可能性があります。

そして最後は右上のプロトタイプの画像には、GRヤリスやスープラ開発車両でトヨタが採用していた三角形のカモフラージュパターンと同じように見えます。

これらから判断して、GRカローラと予測していいでしょう。

トヨタ GRカローラ_002
トヨタ GRカローラ ティザーイメージ

予想CGは、以前制作した「カローラツーリング」に設定されると思われる、ハイパフォーマンスモデル「GRMN」ですが、GRシリーズの特徴である、冷却性能向上に貢献する大口径マトリックスグリルを装着、走行性能アップと安定を目指した大型アンダースポイラー、サイドアンダースカート、リアスポイラーも装備。

大型の両サイドディフューザーは、ヘッドライトのラインに合わせたシャープなデザインとし、グリル上部は敢えてボディを被せ、またライトレンズもスモーク調にすることで精悍な顔つきを予想しました。

GRカローラ市販型では、1.6リットル直列3気筒ターボエンジンをGRヤリスから流用、最高出力272psを発揮します。トランスミッションは6速iMT(インテリジェント・マニュアルトランスミッション)が組み合わされ、前後駆動力を可変できるスポーツAWDシステム「GR-FOUR」もGRヤリスから継承するでしょう。

ワールドプレミアの時期は不明ですが、2021年内と予想されます。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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