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■トレンディ俳優と名女優、どんなクルマで愛を育んだ?
●交際4年を経て、ついに入籍!
1990年代のトレンディドラマを代表する俳優・歌手の吉田栄作さんと、大ヒット映画『嫌われ松子の一生』でヒロイン役の松子を演じた内山理名さんが、およそ4年の交際期間を経て、11月21日に晴れて入籍しました。
11月21日を選んだのは、「一粒万倍日」という物事をスタートさせるのに縁起のよい日であるからとのことで、おふたりの幸せな日々がこれからも続くことを心から願いたいと思います。
さて、そんないま最も話題のカップルであるおふたりは、どんな愛車に乗っているのでしょうか?
●意外? 吉田さんの愛車はジープ・チェロキー
吉田さんと内山さんの交際が明らかになったのは、2018年の夏ころでした。女性週刊誌によるスクープ写真には、吉田栄作さんのものと思われるクルマの助手席に乗り降りする内山さんの姿が。
このときのクルマは、ジープ・チェロキーでした。現在日本で販売されているチェロキーは、2014年に発売された「KL型」(5代目)ですが、吉田さんの愛車は「KJ型」と呼ばれる3代目。日本では2001年から2007年にかけて販売されていました。
先代にあたる「XJ型」が角張った無骨なデザインで評価されたのに対して、KL型では適度の曲線を持たせた現代的なデザインが特徴でした。日本では2.4Lの直4エンジンのみが設定され、当時のジープの中では最も小さな1台として、使い勝手の良さもウリのひとつでした。
発売当時の新車価格は313万9500円から376万9500円と、輸入SUVの中でも比較的手頃な1台でしたが、日本においては先代のXJ型の人気が高かったこともあり、丸みを帯びたKL型は「コレジャナイ感」があったことから大ヒットとはなりませんでした。
そういう意味ではややマニアックなクルマを愛車としている吉田さん。トレンディドラマのイメージからするとほかのクルマが選択肢となってもよさそうですが、実は1995年から1998年にかけてハリウッド挑戦のために渡米していたこともあり、そこでアメリカン・ハートを持つジープの魅力を感じたのかもしれません。
ちなみに、同じKL型のチェロキーは、中古車市場では100万円前後で購入できるなど、はじめてのアメ車にピッタリな1台です。吉田さんと内山さんのファンの方はぜひ検討してみては?
●ホットなミニと、渋いNSX…ふたりにまつわるクルマとは?
では内山さんはどんなクルマに興味があるのでしょうか? 内山さんのインスタグラムを見ると、2020年にはMINIのイベントに参加していることがわかります。このイベントは、ミニのラインナップでも最もホットかつ過激な「JCW(ジョン・クーパー・ワークス)」シリーズのお披露目会で、会場の中を重低音をとどろかせながら走り回るJCWのクルマたちに、内山さんも興奮していたようです。
内山さんがこのイベントに、オーナーとして招待されたのか、イベントを盛り建てるゲストとして参加したのかは定かではありませんが、かわいらしさと大人の魅力を兼ね備えた内山さんには、ミニのJCWはピッタリと言えるかもしれません。
また、吉田さんですが、2021年5月には、1990年代から2000年代のミリオンヒットだけを集めたコンピレーション・アルバム『ミリオンデイズ ~あの日の私と、歌え。~ mixed by DJ和』のTV CMに登場しています。
そこに登場するのは、シルバーカラーが映えるホンダ初代・NSX。これは吉田さんの愛車ではなく、あくまで劇中車ですが、1990年代を代表する名車との“トレンディ”なコラボレーションに、往年のファンは喜んだのではないでしょうか。
なにはともあれ、吉田さんと内山さん、ご結婚おめでとうございます!
(梅村 ゆき)