スリムで軽快な2気筒650ccマシン、カワサキの「Ninja650」「Z650」に2022年モデルが登場

■フルカウルとネイキッドの650ccマシンに新色

カワサキは、軽量スリムなシャーシに低中回転域の力強いパワーが魅力の650cc・並列2気筒マシン、フルカウルモデル「Ninja650」と、ネイキッドモデル「Z650」それぞれの2022年モデルを発表。

いずれのモデルにもニューグラフィックを採用したほか、新排出ガス規制に適応させるなどのアップデートが行われています。

カワサキのNinja650とZ650に2022年モデル登場
Ninja650(パールロボティックホワイト×メタリックカーボングレー)のフロントビュー

●軽快なフルカウルモデル「Ninja650」

まずは、Ninja650。「ファン・スタイル・イージー」のコンセプトをもとに開発されたモデルで、軽量でスリムなシャーシに低中回転域の力強さを重視した649ccのパラレルツイン(並列2気筒)エンジンを搭載。軽快かつエキサイティングな走りが魅力です。

スタイリングは、カワサキのスーパースポーツモデル「Ninjaシリーズ」共通のスポーティなイメージを採用。LEDヘッドライトや4.3インチTFTカラー液晶スクリーンを採用することで、先進性と高級感を演出しています。

さらに、アップライトで足つきの良いライディングポジション、軽量な車体などにより、ビギナーからベテランまで親しみやすいキャラクターを持つマシンです。

その2022年モデルでは、ボディカラーに新しく「パールロボティックホワイト×メタリックカーボングレー」を採用。

カワサキのNinja650とZ650に2022年モデル登場
Ninja650KRT EDITIONのフロントビュー

また、市販車レースの最高峰「スーパーバイク世界選手権」に参戦するワークスマシン「Ninja ZX-10RR」をイメージしたNinja 650 KRT EDITIONでは、ボディ色に「ライムグリーン×エボニー」を継続採用します。

また、いずれも新排出ガス規制に適合させています。

●スーパーネイキッドモデル「Z650」

一方、スーパーネイキッドZシリーズの650cc仕様がZ650。このモデルにも、低中回転域で力強いトルクを生み出す649ccのパラレルツインエンジンを搭載。優れたスロットルレスポンスと、軽量なシャーシとの組み合わせによる軽快なハンドリングにより、高いスポーツ性能が魅力のモデルです。

カワサキのNinja650とZ650に2022年モデル登場
カワサキ・Z650(パールロボティックホワイト×メタリックマットグラフェンスチールグレー)

スタイルには、Zシリーズ共通の「Sugomi」デザインを採用し、シャープなフォルムを実現。また、LEDヘッドライトや4.3インチTFTカラー液晶スクリーンを備えるインストゥルメントパネルがより存在感を高めます。

その2022年モデルでは、ボディカラーに「パールロボティックホワイト×メタリックマットグラフェンスチールグレー」を採用。よりスタイリッシュな雰囲気を醸し出す車体色にしたほか、こちらも新排出ガス規制に適合させています。

カワサキのNinja650とZ650に2022年モデル登場
Z650(パールロボティックホワイト×メタリックマットグラフェンスチールグレー)の右サイドビュー

価格(税込)は、Ninja650とNinja 650 KRT EDITIONが91万3000円、Z650が85万8000円。発売日はいずれも2021年12月17日の予定です。

(文:平塚 直樹

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平塚 直樹

自動車系の出版社3社を渡り歩き、流れ流れて今に至る「漂流」系フリーライター。実は、クリッカー運営母体の三栄にも在籍経験があり、10年前のクリッカー「創刊」時は、ちょっとエロい(?)カスタムカー雑誌の編集長をやっておりました。
現在は、WEBメディアをメインに紙媒体を少々、車選びやお役立ち情報、自動運転などの最新テクノロジーなどを中心に執筆しています。元々好きなバイクや最近気になるドローンなどにも進出中!
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