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■ドイツの国民車は日本でも大人気! フォルクスワーゲンの中古車をチェック
日本人に最も馴染みのある輸入車の一つといえば、フォルクスワーゲンではないでしょうか。ゴルフやビートルなど、街中で走る姿を多く見かけます。
フォルクスワーゲンはドイツ語で「国民車」を意味する言葉です。ドイツ国民に愛されるポピュラーカーから、高級車まで扱うフォルクスワーゲンの100万円台から狙える人気中古車5モデルを紹介していきます。
●ゴルフ TSIハイライン(2019年式)
フォルクスワーゲンを代表するクルマといえばゴルフでしょう。2021年には8代目ゴルフが登場し、話題となっています。100万円台の中古車では、3年落ちの2019年後期モデル(7代目)を狙うことができ、高年式で長く乗れる中古車選びができるクルマです。
ボディサイズは全長4,265mm×全幅1,799mm×全高1,460mmになります。パワートレインにはTSIコンフォートラインに1.2Lガソリンエンジン、TSIハイラインに1.4Lガソリンエンジンを搭載し、トランスミッションは7速DSGが搭載される仕様です。
中古車では150万円台からコンフォートラインが数多く並んでおり、ハイラインはギリギリ200万円以下で購入できる個体が出ています。コンフォートラインでは、少々装備に物足りなさを感じることもあるでしょう。おすすめはTSIハイラインです。
●ティグアン コンフォートライン(2016年式)
日本でも人気のミドルサイズSUVをフォルクスワーゲンで探すなら、ティグアンがおすすめです。100万円台では初代ティグアンの最終型(2016年式)を選ぶことができます。
ボディサイズは全長4,460mm×全幅1,810~1,865mm×全高1,690mmです。パワートレインは2種類で、燃費を重視した1.4L TSIエンジン(スーパーチャージャー付)に6速DSGを組み合わせたものと、エンジン出力を向上させた2.0L TSIエンジンに7速DSGを組み合わせたものとなります。
おすすめグレードはコンフォートラインです。個体数も多く、フォルクスワーゲンSUVの中では選びやすいクルマの一つではないでしょうか。
●ザ・ビートル デザイン(2016年式)
特徴的なボディラインは、一目見ればビートルだと分かります。ビートル、ニュービートルと受け継がれた伝統は、2011年(日本では2012年から販売開始)にザ・ビートルと改名され、新たな道を歩みだしました。
ボディサイズは全長4,270mm×全幅1,815mm×全高1,485mmです。エンジンは3種類で、ベースとなる1.2Lターボ、Rラインには1.4Lターボ、また2.0Lターボエンジンが搭載される2.0Rラインというグレードもあります。
ベースグレードから一つ上の「デザイン」がおすすめのグレードです。150万円台から探すことができ、在庫も豊富に揃っています。お気に入りのビートルが見つけられるのではないでしょうか。
●シャラン2016年式コンフォートライン
3列シート、スライドドアのミニバンも、しっかりと揃えているのがフォルクスワーゲン。シャランは箱型ではなく、乗用車のような流線形を保ちながら、室内の居住性を高め、走行性能と快適性を両立させたミニバンです。
ボディサイズは全長4,850mm×全幅1,925mm×全高1,810mm、1.4LターボのTSIエンジンにDSGを組み合わせます。
100万円台で狙えるモデルはTSIコンフォートラインです。両側電動スライドドアや衝突被害軽減システム、純正ナビなど、装備は充実しており、ベースグレードでも安心して使えるクルマに仕上がっています。
●ポロGTI(2016年式)
フォルクスワーゲンのスポーツモデルにだけ与えられているGTIの称号。中でも最もコンパクトで軽快な走りを体験できるポロGTIは、人気の高いクルマの一つです。フォルクスワーゲンの本気が詰まったGTIもポロなら100万円台で狙えるクルマとなります。
ボディサイズは全長3,995mm×全幅1,685mm×全高1,445mmで、1.8Lシングルターボエンジンに7速DSGが組み合わされます。
ベースとなるポロとは、格段に運動性能が高められた本格スポーツモデルです。中古車価格は150万円程度から見つけることができ、本格的なホットハッチを、手軽な値段で楽しむことができるでしょう。
世界のクルマのベンチマークとなっているゴルフから、SUV、ミニバン、ホットハッチまで、様々なクルマをラインナップしているフォルクスワーゲン。日本で販売されている台数が多く、中古車の個体数は、輸入車の中でもトップクラスに多いでしょう。様々な選択肢があるフォルクスワーゲンで、ぴったりのモデルを探してみてはいかがでしょうか。
(文:佐々木 亘)