■LEDは「X4」風にC型LEDデイタイムランニングライトを横に並べた新グラフィックに
BMWは現在、主力モデル「3シリーズ」ファミリー改良型を開発していますが、派生ワゴン「3シリーズ ツーリング」市販型プロトタイプを、カメラがはじめて捉えました。
現行型(G20/G21)となる第7世代は2019年に登場、セダン、ツーリングともにこれが初のLCI(フェイスリフト)となります。
捉えたプロトタイプは、これまで目撃したセダン開発車両と同様にボディ前後をカモフラージュ。
しかし、これまで隠されていたヘッドライトの大部分がついに露出、「X3」や「X4」のようにC型LEDデイタイムランニングライトを横に並べた新グラフィックに改良されている様子が伺えます。後部ではテールライトのグラフィック、バンパーが新設計されることが濃厚と思われます。
キャビン内も刷新されます。そこには「iX」に搭載されている「iDrive7.0」と、緩やかにカーブした大型ディスプレイを採用、センターコンソールの上にはタッチスクリーンが配置されます。さらにセンターコンソールのデザインや素材、インフォテインメントシステムなどに最大のアップグレードがなされると思われます。
3シリーズ改良型では、直列3気筒、直列4気筒ガソリンおよびディーゼルエンジンのほとんどがキャリーオーバーされる予定ですが、それらすべてが48Vマイルドハイブリッドと組み合されます。
3シリーズ改良型のワールドプレミアは2022年内で、セダンが登場後にツーリングが公開となるでしょう。