■今日は録音文化の日、ゲームを手がけるソニー・コンピュータエンタテインメントが創業
1878(明治11)11月16日は、「録音の日」です。外国人教師として招聘された英国人ジェームズ・ユーイングが、蓄音機を使って日本初の録音・再生の実験をしたことに由来します。ユーイングは、1年前にエジソンが発明した蓄音機を真似て英国で製作して日本に持参。物理学者として教鞭をとっていた東京大学で実験を行ったそうです。
また1993(平成5)年のこの日、ソニー・コンピュータエンタテインメントが創業しました。2016年には、社名をソニー・インタラクティブエンタテインメントと改称したソニー傘下の企業で、主に家庭用ゲーム機やゲームソフトの開発と販売を行っています。1994年に発売した「PlayStation」が大ヒットを記録して、後発企業ながら一気に業界トップまで昇りつめました。ソニーの2020年度の純利益が、1兆円を超えたことが話題になりましたが、これもゲーム関連やストリーミング・ミュージックなどのおかげなのです。
さて、クルマ界の今日は何があったのでしょう?
●トヨタのコンパクトミニバン兄弟車のヴォクシー/ノアがデビュー!
2001(平成13)年のこの日、トヨタは5ナンバーサイズのミニバン「ライトエース・ノア/タウンエース・ノア」をフルモデルチェンジして、「ヴォクシー」と「ノア」をそれぞれネッツ・トヨタ店とネッツ・カローラ店で販売を始めました。ヴォクシーとノアは、外観とボディカラーが異なりますが、価格帯や搭載エンジンは同じ兄弟車です。
ヴォクシーのフロントマスクは、薄型グリルに分割したヘッドライト、鋭さや迫力といった精悍さを強調。一方のノアは、どちらかというとクリーンな造形で親しみやすさを強調したスタイルが採用されました。室内は、前から2名/3名/3名掛けの3列シートを備え、8人乗車のみ。2対1分割スライド機能を装備するセカンドシートは、簡単な操作によって起き上がり、どちらのスライドドアからも3列目シートへの乗り降りが可能。またオプションですが、便利なマルチ回転シートを設定。パワートレインは、2.0L直4DOHC16Vエンジンと電子制御4ATの組み合わせのみ。駆動方式はFFと4WDが用意されました。
初代ヴォクシー/ノアは、5ナンバーながらユーティリティに優れたコンパクトミニバンとして、2002年の販売台数はともに7万~10万台の大ヒットを記録します。その後もモデルチェンジによって進化を続け、2020年でもヴォクシー約7万台、ノア約4.5万台をキープしているロングヒットモデルです。特にヴォクシーはスポーティかつファッショナブルなスタイリングが若いファミリーに人気を博しています。ミニバンの人気は下降しているといわれますが、コンパクトミニバンはまだまだ人気があるようですね。
毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかも知れません。
(Mr.ソラン)
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