補助金100万円超もある!? 日産アリア B6(バッテリー容量66kWh、2WD)の価格は539万円

■「オンラインオーダー」「納車待ちサポートサービス」「NISSAN ID」の3つのサービスを順次展開

日産自動車は、日産リーフ以来となる乗用EVのアリア「B6(バッテリー容量66kWh、2WD)」の価格を2021年11月12日に発表しました。注目の価格は、539万円です。

なお、先に発表した予約注文限定モデルの「B6 limited」は2022年1月27日に販売が開始され、今回発表された「B6」は2022年3月下旬に発売されます。

日産アリア
日産アリアの充電イメージ

CEV補助金は「B6 limited」「B6」ともに42万円(2021年11月12日現在)。

そのほか東京都などの都道府県に加えて、市区町村などの地方自治体によっては独自の補助金があり、東京都の場合は環境省連携で令和3年度は最大60万円となっています。

また、EVには環境性能割(旧自動車取得税)の免税、自動車重量税と自動車税の免税や減税措置もあります。

日産アリア
日産アリアのインパネ

日産アリアの場合、地域によっては100万円を超える補助金を受けられるケースもあります。

2021年11月12日に価格が発表された「B6」は、バッテリー容量66kWhで、最高出力160kW・最大トルク300Nm、0-100km/h加速は7.5秒を誇る前輪駆動(2WD)モデルです。

なお、6月に発表された「limited(66kwhの2WDとe-4ORCE、91kwhの2WDとe-4ORCE)」は、日産アリアの専用予約サイトを通して、すでに約6,800台の予約注文を得ているそうです。

日産アリア
日産アリアのフロントシート

さらに、11月末から日産アリア専用サイトでも「B6」の正式注文をオンラインでも開始され、「オンラインオーダー」「納車待ちサポートサービス」「NISSAN ID」の3つのサービスが順次展開されます。

「オンラインオーダー」は、アリア専用サイトでオンラインのみで商談から契約、注文までを完結するサービスです。オンライン商談を希望する人は、インターネットを通して販売会社の営業担当者と商談するサービス。

また、商談のやり取りをすることなく、すぐに商品を注文するという人もオンラインだけで、注文や契約することができます。

店舗でもオンラインでも、顧客のニーズに合わせた自由な買い方を選択できます。「納車待ちサポートサービス」は、注文されたお客さまに対して、オンライン上で納車までをサポートされるサービス。

日産アリア
日産アリアのリヤまわりのイメージ

登録や納車に必要な書類の提出、入金などをオンラインで管理すると共に、製造現場の動画などの限定コンテンツを視聴できます。

また、各販売会社の営業担当者とも連携したシステムとしているため、納車までに必要な手続きの進捗管理や、詳細説明などを希望する人には、オンライン/オフラインのいずれからもサポート。こちらは、2022年1月以降に利用できるサービスになっています。

「NISSAN ID」は、ユーザーが日産グループ各社とサービスごとに会員登録されたログインIDを統合するID。これにより、1つのIDで様々なサービスを利用することが可能になります。

NISSAN IDによって、日産グループ各社の情報連携のプラットフォームがより強固となり、将来的には個々の顧客に合わせた様々なサービスの提案が可能になるそうです。

塚田勝弘

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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