■ダイハツが新型セニア他、「ガイキンドインドネシア国際オートショー2021」に7台を出展
2021年11月11日、ダイハツのインドネシアの現地法人「アストラ・ダイハツ・モーター(ADM)」は、11月11日(木)~21日(日)までジャカルタで開催されている「ガイキンドインドネシア国際オートショー2021」に、フルモデルチェンジを受けたコンパクトMPVの新型「XENIA(セニア)」など、7台の市販車やショーモデルを出展すると発表しました。
「ガイキンドインドネシア国際オートショー」は、昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になり、今年はリアルとオンラインを融合したイベントとして、2年ぶりに開催されます。
新型セニアは、ダイハツの新世代のクルマづくりも含めた最新プラットフォームの「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」 による初のBセグメントモデル。
今回のフルモデルチェンジではプラットフォームが一新されたほか、D-CVTと呼ぶ動力分割機構を備えたCVTを採用。初めてFF化され、高効率なパッケージを実現しているそうです。
ダイハツブースはエリアが大きく2つに区分され、ファミリーエリアでは、この新型セニアの2台に加えて、インドネシアの「ローコストグリーンカー (LCGC) 」に対応するMPV「Sigra(シグラ)」、SUVの「Terios(テリオス)」を展示。
ユースエリアでは、2021年4月に発売されたコンパクトSUVの「Rocky(ロッキー)」2台やLCGC対応ハッチバック車の「Ayla(アイラ)」という、5人乗りコンパクトカーが展示されます。
ロッキーのうち1台は、「Neo Retro」をコンセプトに、オリジナルカラーやアクセサリーでドレスアップされたショーモデルになっています。
インドネシアは、ダイハツとトヨタグループで5割を超えるシェアを握っていて、同ショーで新型セニアなどの魅力をアピールし、新型コロナウイルスの状況を伺いながらさらなる拡販を狙う構え。
同時にダイハツは、今後もインドネシアをはじめ、アセアンを中心とした各地域でのクルマの普及および産業発展、人材育成に貢献していくと表明しています。
(塚田 勝弘)