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■11月6日(土)から始まっているラリーウィークのエンディングイベント「フォーラムエイト・セントラルラリー2021」
11月6日(土)〜7日(日)の「TGRラリーチャレンジ第12戦 豊田」を皮切りに、愛知県内で開催されているラリーの魅力が満喫できる「ラリーウィーク」。
「TGRラリーチャレンジ第12戦 豊田」では、愛知県豊田市鞍ケ池公園を中心にコースが設定された参加型ラリーイベントで、11月7日(日)には鞍ケ池公園に設定されたギャラリーSSで、WRC世界ラリー選手権で活躍する勝田貴元選手がヤリスWRCのデモ走行を行うなど、ラリーをよく知らないという方でも楽しめるコンテンツも用意され、好評を博していました。
また11月8日(月)~12日(金)では、ヤリスWRCレプリカが名古屋市栄のテレビ塔イベントスペースに展示されるなど、ラリーの魅力を伝えるイベントも開催されます。
そんなラリーウィークのラストを締めくくるのが、11月12日(金)〜14日(日)に行われる「フォーラムエイト・セントラルラリー2021」です。
●2022ラリージャパンへ向け
このラリーは、2022年に開催される予定の「ラリージャパン」へとつながる内容となっているところが見どころの一つとなっていて、全日本ラリー選手権でトップを争うマシンや、シュコダ・ファビアR5、トヨタGT86 CS-R3といったラリー専用車両も参戦。
いわゆる『選手権』がかからないノンタイトル戦として開催されますが、2021年ではこのセントラルラリーでなくては見ることのできない、ラリー専用車両の熱い走りに大きな期待が寄せられています。
またヒストリックカーも出場します。日本車ではトヨタ・セリカ(TA22)にマツダ・サバンナRX-7、輸入車ではポルシェ911、フォード・エスコート、ランチア・ラリー037やデルタなど、かつてラリー界で活躍した名車が名を連ねていて、往年同様のエキゾーストノートを響かせ愛知・岐阜の両県を駆け抜けます。
●岡崎の乙川河川敷ではスペシャルステージ観戦もできる!
豊田スタジアムを拠点として、愛知県と岐阜県に設定されたスペシャルステージなどを走るコース設定で、岡崎の乙川河川敷のスペシャルステージでは、ラリー専用車両の熱い走りも観戦できます。この乙川河川敷スペシャルステージでは、競技走行時間以外にヤリスWRCのデモランも見ることが出来るなど、楽しみが満載と言えます。
また拠点となる豊田スタジアムでは、11月13日(土)の午前9時からセレモニアルスタートが行われ、競技がスタート。そして、ここからスタートしたラリーマシンたちは必ずこの豊田スタジアムに戻り、サービスパークと呼ばれる作業エリアでメンテナンスや修復作業を行い、次の日の走行に備えます。
豊田スタジアムでは併催イベントとして『とよたクルマフェスタ』が開催中(9:00~15:00/入場無料)。様々な物販・展示ブースが立ち並ぶほか、地元の飲食を堪能できる出店も多数登場します。
WRC世界ラリー選手権の雰囲気が味わえるラリーイベントとして、ラリーファンならずとも見るべき価値のある「フォーラムエイト・セントラルラリー2021」。来場の際には公共交通機関をご利用ください。
(松永 和浩)