■最新の第6世代「PCMインフォテイメントシステム」搭載へ
ポルシェのフラッグシップ・クロスオーバーSUV、「カイエン」改良型の最新プロトタイプを捉えるとともに、新設計されたコクピットの様子も撮影に成功しました。
現行型カイエンは2017年9月にデビュー、これが初の大幅改良となります。
捉えたプロトタイプは、多くのコンポーネントをカモフラージュで隠していますが、ヘッドライトはスリムに見え、プロジェクターレンズの新しい内部配置がある可能性があります。
そのほか、ボンネットフード、エアインテークやフロントバンパーなどをリフレッシュ、後部ではLEDストリップテールライトを新設計、ナンバープレートがテールゲートからリアバンパーに移動されていることも確認できます。
キャビン内も大幅に改良されます。センターコンソールは新設計され、ギアチェンジャーは911/992にみられるものと同様のデザインになります。
また現在のアナログタコメーターからフルデジタルインストルメントクラスタに刷新、その横には大型の新タッチスクリーン、アップデートされた通気孔などが配置されていることが見てとれます。
ポルシェは、より優れたグラフィックス、アップデートされた音声制御ソフトウェアを備え、Android Autoに対応する最新の第6世代「PCMインフォテイメントシステム」を発表していますが、カイエン改良型にも搭載されることが濃厚といえるでしょう。
パワートレインに関しては、新しいプラグインハイブリッドが予想されています。パナメーラでは、昨年のフルモデルチェンジ時にベースの「E-ハイブリッド」とフラッグシップの「Turbo SE-ハイブリッド」の間を埋める「SE-ハイブリッド」が新設定されており、カイエンでもラインアップが強化されるかもしれません。
カイエン改良型のデビューは、今後数ヵ月以内とみられます。