2022年導入へ!メルセデス・ベンツの新クラス「CLE」、カブリオレ開発車両を初スクープ

■「MRA-2」プラットフォームを採用。「CLA」と「CLS」の中間に位置

メルセデス・ベンツが現在開発中とみられる新型モデル、「CLEカブリオレ」の市販型プロトタイプをカメラが捉えました。

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メルセデス・ベンツ CLE 市販型プロトタイプ

現在、車業界ではクロスオーバーSUVに人気を押され、クーペとコンバーチブルは市場シェアを失っているのが現状です。

プレミアムブランドでも2ドアセグメントでの戦略の見直しを強いられており、メルセデス・ベンツでは「Cクラス」「Eクラス」に設定されているクーペとカブリオレを廃止することが検討されていたと噂されています。

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メルセデス・ベンツ CLE 市販型プロトタイプ

しかし同社では、完全に廃止することはなく、大胆な戦略に出ることがわかりました。

それが新たなクラス「CLE」の導入です。

CクラスとEクラスのクーペ/カブリオレに置き換えられるCLEは、最新世代のCクラス、およびSクラスと共有する同社の「MRA-2」プラットフォームを採用、その車名からもブランドのラインアップでは「CLA」と「CLS」の中間に位置することがわかります。

今回捉えたカブリオレでは、メルセデスAMGが開発中の新型『SL』同様にハードトップでなくファブリック製が採用されるほか、シートレイアウトは4シーターと予想されます。

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メルセデス・ベンツ CLE 市販型プロトタイプ

また現段階でクーペ/カブリオレ以外のボディスタイルは考慮されていないようですが、ライバルとなるアウディ「A5」やBMW「4シリーズ」両モデルには、クーペとコンバーチブルだけでなく、アウディは「スポーツバック」、BMWが「グランクーペ」と4ドアクーペが存在しており、メルセデス・ベンツもCLEでこれに対抗する可能性もあります。

市販型ではパワートレインオプションを新型Cクラスと共有しますが、ボディは独自のヘッドライトユニット、ボディパネル、よりセクシーなテールに続く傾斜したルーフラインなどが新設計されます。

CLEクラスは2022年内に欧州で発売予定ですが、日本市場への導入にも注目したいものです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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