■巨大エキゾーストパイプが目印! 心臓部はM4から流用
BMWは7月初旬にコンパクトモデル・新型「2シリーズ クーペ」を発表しましたが、その頂点に君臨するハードコア「M2コンペティション」市販型プロトタイプを、カメラがはじめて捉えました。
ニュル付近でキャッチしたプロトタイプは、標準のM2より大径のクワッドエキゾーストパイプをインストールしているほか、カメラマンによると内部にはカーボンバケットシートを備えている様子が伺えたといいます。
またわずかにローダウンされたボデイの足回りには、おそらく20インチとみられる大径ホイールが装着されており、M2のハードコアであると予想されます。
フロントエンドは完全に隠されており詳細は不明ですが、ベースとなるM2では長方形のエアインテークと水平スラット付きのボクサーフロントグリルを採用、2シリーズ クーペとは差別化されるはずです。
これまで最新世代の2シリーズクーペはすべてオートマチックのみ付属されており、「M240i」でさえ例外ではありません。しかし、M2コンペティションでは3ペダルが期待できるといいます。
パワートレインは、兄貴分「M4クーペ」が搭載する3.0リットル直列6気筒エンジンをデチューンして流用、最高出力は430ps程度と予想されます。
新型M2のワールドプレミアは2022年夏前と思われ、M2コンペティションは2022年内にデビューとなりそうです。