待ってろメガーヌR.S.。新型シビック タイプRがニュルFF最速王者へ本気モード突入

■2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンで320ps以上の可能性も

ホンダが現在、主力モデル「シビック ハッチバック」に設定される最強モデル、「シビック タイプR」の開発を急ピッチで進めていますが、そのプロトタイプがついにニュルに姿を現しました。

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ホンダ シビック タイプR 新型プロトタイプ

常に注目が集まる「ニュル最速FF市販車レコード」。近年はホンダ「シビック タイプR」、ルノー「メガーヌR.S.トロフィーR」、VW「ゴルフGTI」がバトルを展開しています。

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ホンダ シビック タイプR 新型プロトタイプ

記録を振り返ると、2014年メガーヌ R.S.トロフィーRが7分54秒36でキングの称号を手に入れると、2016年にはゴルフGTIクラブスポーツSが7分47秒10で記録を更新しました。

しかし2017年4月、今度はホンダ シビック タイプRが7分43秒8の記録を打ち立て王座に着くと、そのその2年後の2019年4月にはメガーヌR.S. トロフィーRが7分40秒1のレコードを叩き出し、現在ニュルFF最速市販車の座に君臨しています。

ホンダは「シビック タイプR リミテッドエディション」を鈴鹿サーキットに持ち込み、2分23秒993のラップタイムを記録、メガーヌR.S. トロフィーRの2分25秒454を抜き去ったことを2020年7月に発表していますが、ニュルでの決着は着けていません。

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ホンダ シビック タイプR 新型プロトタイプ

ニュルで捉えた次期型プロトタイプは、フロントにエアスプリッター付きコーナーエアインテーク、ヘッドライトと一体化するメッシュグリルを装備。

後部では、大型リアウィング、全幅に広がるストリップブレーキランプ、バンパーのインテーク、ディフューザーを装備、フェラーリ風のトリプルエキゾーストパイプも健在です。

パワートレインは2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載。6速マニュアルギアボックスと組み合され、駆動方式は前輪駆動を維持すると見られます。

これまで最高出力は300ps~310ps程度と見られていましたが、最新情報によると320ps~330psを発揮する可能性もあるといいます。

タイプR次期型は、ガソリン燃料のエンジンを持つ最後にタイプRと噂されており、内燃機関ラストモデルとしてニュルで有終の美を飾ることができるのか、注目です。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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