■スタンレー電気の深紫外(UVC)LEDを採用
コロナ禍に加えて、インフルエンザの流行も懸念される冬が近づいています。トヨタなどの自動車メーカーは、純正装備などでパナソニックの「ナノイー」「ナノイーX」を採用する流れも定着しています。しかし、こうした純正品がなくても市販品が数多く登場しています。
カー用品のセイワは「UVC除菌ライト」と「エアコンフィルター」を2021年11月1日から販売します。
「UVC除菌ライト」は、スタンレー電気が製造する深紫外(UVC)LEDが搭載された除菌装置。
除菌の原理は、エアコンフィルターに捕集した微生物(ウイルス、細菌、バクテリアなど)にUVC除菌ライトを照射することで、DNA・RNAのらせん構造を変化させ、増殖機能を阻害させることで除菌が行われます。
UVC除菌ライトは、エアコンフィルターの上部に装着して12Vの電源を取るだけで装着が可能。取付が容易で、高い除菌効果が期待できるそう。
クーラーユニットから流れる空気に含まれる微生物(ウイルス、細菌、バクテリアなど)をエアコンフィルターで捕集し、16個の深紫外(UVC) LEDを面照射し、車内のエアロゾル対策にも有効としています。
また、エアコンフィルターはウイルス相当の0.1μm~0.15μm(マイクロメートル)の微粒子を72%以上捕集(0.3μmの微粒子は99%以上捕集)できるため、捕集された微生物(ウイルス、細菌、バクテリアなど)に照射し、効率的に空気清浄化することができます。
なお、この深紫外(UVC) LEDの波長は、以前から除菌分野で採用されている技術で、現在では病院や公共施設でも使用されている技術だそう。
「UVC除菌ライト」の税込価格は2万6400円。エアコンフィルターは4400円。セイワの楽天市場や全国のカー用品店で販売されます。
(塚田 勝弘)