これがポルシェ911最高傑作だ!初の電動モデルは最高700馬力に

■3.8リットル水平対向6気筒ツインターボチャージャーと電気モーターを搭載

ポルシェは現在、911ファミリーの電動化を計画していますが、「911ターボ」ハイブリッドまたはプラグインハイブリッド開発車両に大接近しました。

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ポルシェ 911ターボ 電動モデル 開発車両

ニュル付近で捉えたプロトタイプは、一見ノーマルの911ターボですが、リアウィンドウに電動化を示す黄色いステッカーが確認できます。

これはニュルで事故を起こした際、救助隊が高圧電流を認識するためです。BMWなどの一部ブランドでは、「ハイブリッドテスト車両」と書かれたステッカーを使用しているケースも見られます。

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ポルシェ 911ターボ 電動モデル 開発車両

リアウィンドウにはプライバシーガラスを採用、リアフェンダーに向かって下側にテープが貼られていることもわかります。おそらくこの初期プロトタイプは後部座席を排除し、そこにバッテリーを隠している可能性がありそうです。

電動化される911ターボが、マイルドハイブリッド、ハイブリッド、またはプラグインハイブリッドのいずれかは不明ですが、充電ポートが確認できないためPHEVの可能性は低いかもしれません。

パワートレインの詳細は明らかになっていませんが、最新情報では電気モーターが3.8リットル水平対向6気筒ツインターボチャージャーエンジンと連動、最高出力は700ps前後と噂されています。

同社CEOのオリバー・ブルーメ氏は「非常に高いパワーとパフォーマンス、そして運転能力を備え、歴代最高の911になる」と語っており、圧倒的パフォーマンスが期待できそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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