■フルEVのほか、MC20に搭載されている3.0リットル・ツインターボ「Nettuno V6」にも期待
マセラティは現在、2ドアスポーツクーペ「グラントゥーリズモ」次期型を開発していますが、その最終デザインを大予想しました。
初代グラントゥーリズモは2007年に発売、2009年にはオープンバージョン「グランカブリオ」も設定されました。
その後、高性能モデルを追加するなどしていますが、発売から14年が経過しており、次期型へのバトンタッチが急務となっています。
予想CGを提供してくれたのは、デザイナーのNIKITA氏です。カモフラージュされたプロトタイプから一転、前後デザインがプレビューされています。
予想CGでは、曲線的ボディワークが若干フラットに見えますが、全体的形状は現行型から継承、フェンダーはそれほど球根状に見えず、ヘッドライトは縦型基調になり、スリムなLEDデイタイムランニングライトがその輪郭に沿って配置されています。
ラジエターグリルは円形から角を持たせた新デザインに変更、バンパーコーナには三角のインテークが追加されているほか、フロントフェンダー後部に新しいフェンダーベントを装備しています。後部ではスポーティなバンパーとディフューザー、その上部にはよりスリムで滑らかな形状のLEDテールライトが確認できます。
レンダリングで表示できないことの1つはそのパワートレインです。
次期型ではフルエレクトリックバージョンに注目が集まりますが、内燃機関エンジンも予想され、「MC20」に搭載されている3.0リットルV型6気筒ツインターボ自社製「Nettuno V6」(ネットゥーノ)エンジンを流用し、最高出力630psが噂されています。
グラントゥーリズモ次期型は発表された後、2022年にはオープンモデル「グランカブリオ」の登場も濃厚といえそうです。