EV版ポルシェ・911は2031年発売!? デザインを大予想

■2025年にはハイブリッドを投入も2030年までガソリンエンジンを維持か?

ポルシェは現在、主力モデル「911」初となるハイブリッドバージョンを開発中とみられますが、その「後」となるフルエレクトリック911を大予想しました。

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ポルシェ 911EV 予想CG

同ブランドでは、ICEカーが生き残るためのグリーン合成燃料とハイブリッドバリアントに投資しています。先日は「718ケイマン/ボクスター」次世代EVモデルを示唆する「ミッションR」を発表しましたが、いつの日かフルエレクトリック911にバトンタッチすることはほぼ避けられない状況です。

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ポルシェ 911EV 予想CG

予想CGを提供してくれたのは、デザイナーのSandor Boldog氏です。米カリフォルニアのパサデナにある、「Art Center College of Design」を卒業したばかりの同氏のCGは、水平対向6気筒とEVパワートレインに変更したにもかかわらず、ポルシェの伝統的プロポーションを維持していることが見てとれます。

このCGは「MissionR 2+2」コンセプトが発表される前に製作されたものですが、どちらも「918スパイダー」からインスパイアされている様子が伺えます。フロントエンドには「タイカン」風ヘッドライトや、シンプル設計のインテークを装備しています。

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ポルシェ 911EV 予想CG

広いリアトラックは、ツイン電気モーターが両方ともクルマの後部に取り付けられていることを明確にし、サイドにはバッテリーを冷却するため巨大エアインテーク、足回りには空力学的ホイールが装備されています。またリアエンドでは、「911」バッジの上部に名車「356」を彷彿させるクラシックなリアエンジングリル、LEDライトバーが「PORSCHE」ロゴを優しく包んでいます。

ポルシェは2030年までガソリンエンジンを維持すると予想されており、2025年にハイブリッドバージョンを投入、フルエレクトリック版は2031年以降に発売されると思われます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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