■プレミアムミドルサイズSUVのXT5、3列6人乗りのXT6の価格を改定
世界的なブームもあり、SUVの品揃えが充実しているキャデラック。現在、日本にはXT4、XT5、XT6、エスカレードの4モデルが設定されていて、セダンはCT5のみとなっています。ゼネラルモーターズ・ジャパンは、5人乗りのXT5と、3列6人乗りのXT6の一部改良を実施しました。
XT5は、全長4825×全幅1915×全高1700mmというボディサイズで、サイズ感は少し異なりますが、BMW X4やメルセデス・ベンツGLE、アウディQ5あたりと競合するミドルサイズSUV。キリッとした顔つきをはじめとした精悍なエクステリア、スポーティな走りが特徴です。
今回の一部改良では、既存の「プラチナム スポーツ」に加えて、充実装備と快適性、ラグジュアリーなムードを放ちながら価格を抑えた「プレミアム」グレードを追加。約1年ぶりの再導入により、「キャデラック XT5」は、2グレード展開になります。
復活した形になる新グレードの「キャデラック XT5 プレミアム」の価格は、689万円。また、既存の「キャデラック XT5 プラチナムスポーツ」は799万円です。
今回の一部改良では、XT5、XT6ともにボディカラー1色が入れ替わり、新色が設定されています。
「キャデラック XT5 プラチナム スポーツ」は、「シャドーメタリック」から、落ち着きのあるグレートーンの「ワイルダーメタリック」に変更。全6色が揃っています。なお、復活した新グレードの「キャデラック XT5 プレミアム」も全6色展開となっています。
「キャデラック XT6」も「シャドーメタリック」に替わって、大人の雰囲気を感じさせる「ローズウッドメタリック」に変更され、全5色の設定となっています。
「キャデラック XT6 プラチナム」の価格は899万円です。XT6のボディサイズは、全長5060×全幅1960×全高1775mmという巨体で、先述のとおり6人乗車に対応しています。
(塚田 勝弘)