■縦置き直列6気筒FR「Largeアーキテクチャ」に48Vマイルドハイブリッドのセットアップ
マツダのフラッグシップ4ドアサルーン「マツダ6」次期型の最新情報を入手、その予想CGを制作しました。
2002年、マツダは代名詞であった「カペラ」の名称を「アテンザ」へ変更。2019年のフェイスリフトを機に「マツダ6」としてグローバルに車名が統一されました。
次期型は、初代アテンザから数えて3代目、マツダ6としては初のフルモデルチェンジとなります。いずれにしても10年ぶりの大刷新となり、満を持しての発売となりそうです。
マツダは2021年6月17日、2022年から2025年までにハイブリッドとプラグインハイブリッドを各5車種、EVを3車種、世界市場に投入すると発表。
さらに2025年以降,、独自のEVプラットフォームとして「SKYACTIV EV専用スケーラブルアーキテクチャー」を導入すること、2022年にはクロスオーバーSUV「CX-5」と、フラッグシップサルーン「マツダ6」次期型を投入することが発表されました。
また縦置き直列6気筒FR「Largeアーキテクチャ」に48Vマイルドハイブリッドが組み合わされることもアナウンスされており、これが「マツダ6」次期型、および「CX-5」後継モデルに搭載されると予想されます。
市販型では、3.0リットル直列6気筒ガソリンターボ「SKYACTIV-X」+48Vマイルドハイブリッド、3.0リットル直列6気筒ディーゼルターボ+48Vマイルドハイブリッド「SKYACTIV-D」をラインアップするほか、初のプラグインハイブリッドなど電動化に特化するモデルとなることが期待できそうです。
予想されるエクステリアデザインは、コンセプト・ビジョンクーペをベースに、ハイソカー的要素満載のシルエットに変貌。タイヤハウスの膨らみやサイドラインは、面構成で立体的でグラマラスで美麗なデザインが予想されます。
またフロントはこれからのマツダのトレンドともなる、薄型でシャープなデザインのグリルデザインになり、アンダー周りは、マツダの特徴であるハの字型ディフューザー、それに合わせたデザインのアンダーグリルが装備される可能性がありそうです。
マツダ6次期型のデビューは、2022年前半と予想されます。