韓国・ジェネシスが誇るプレミアムEV「GV 60」、最終市販型プロトが出現

■起亜「EV6」と「E-GMP」アーキテクチャを共有、デュアルモーター採用

韓国ヒュンダイが展開するプレミアムブランド「ジェネシス」は、コンパクトEV「GV 60」を発表しましたが、製品版となる市販型プロトタイプをカメラが捉えました。

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ジェネシス GV 60 最終市販型プロトタイプ

ブランド第二弾の電動モデルとなるGV 60は、ヒュンダイ「アイオニック5」、および起亜「EV6」と「E-GMP」(Electric Global Motor Platform)を共有する5ドアコンパクトハッチバックです。

ブランドの象徴となった上下二段に分割されたスプリットヘッドライトを装備、ラウンドしたルーフライン、跳ね上がるダックテールスポイラー、スプリットLEDテールライトなどを装備しています。

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ジェネシス GV 60 最終市販型プロトタイプ

捉えたプロトタイプの足回りにはアイオニック5やEV6と同等の20インチホイールを履いているように見えます。またキーを持って近づくとドアから突出する流行りのポップアップ式ドアハンドル、デジタルカメラの採用なども取り入れているようです。

開発車両はほぼ公開されているものと同じですが、サイドミラーがデジタルカメラから一般的な鏡面式に変更されているようで、これによりキャビン内のドアカードにデュアルスクリーンが不要になります。

EVパワートレインは、前後2基の電気モーターを搭載、駆動方式は全輪駆動が予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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