YOKOHAMAの「BluEarth-Es ES32」は、低燃費性能やウェットグリップ性能を磨き上げた8年ぶりの新タイヤ

■全92サイズで幅広い車種に対応

現代のクルマは、スポーツカーや高級車でもCO2の排出量の低減や低燃費性能は欠かせない要素になっています。低燃費を足元から支えているのがタイヤで、ほかにもグリップや静粛性やロングライフ(耐摩耗性能)など多くの性能が求められます。

横浜ゴムは、2021年9月15日、低燃費と高い経済性が特徴のスタンダードタイヤ「BluEarth-Es ES32(ブルーアース・イーエス・イーエスサンニー)」を同年10月1日から順次発売すると発表しました。

YOKOHAMA BluEarth-Es ES32
YOKOHAMAのスタンダードタイヤの新商品「BluEarth-Es ES32」

発売サイズは、135/80R12 68S~245/40R19 94Wの全92サイズで、軽自動車からセダン、ミニバンまで幅広い車種に対応します。なお、価格はオープンプライスです。

YOKOHAMAスタンダードタイヤの「BluEarth-Es ES32」は、従来品の「ECOS ES31」の後継モデル。今回は、じつに8年ぶりにリリースされる新商品です。従来品で評価されてきた基本性能はそのままに、優れた低燃費性能やウェット性能を発揮。

また、偏摩耗を抑制することで、耐摩耗性も向上されていて、優れたタイヤ寿命を実現。なお、国内タイヤラベリング制度では、全92サイズで転がり抵抗性能「A」、ウェットグリップ性能「c」以上を獲得。

一部サイズでは、転がり抵抗性能「AA」(全92サイズ中、6サイズで転がり抵抗性能「AA」)、また、多くのサイズでウェットグリップ性能「b」(全92サイズ中、47サイズでウェットグリップ性能「b」)を獲得しています。

YOKOHAMA BluEarth-Es ES32
「BluEarth-Es ES32」のトレッドパターン

トレッドパターンは、「ライトニンググルーブ」や「5ピッチトレッドパターン」「ワイドストレートグルーブ」などが採用され、雨でも安心の優れたウェット性能、高い耐偏摩耗性能を発揮。

コンパウンドは従来品と同様に「ナノブレンドゴム」が使われていて、優れた低燃費性能に加え、ウェット性能と耐摩耗性能をバランスよく両立させたそう。

また、最適化した接地形状がウェット性能、耐偏摩耗性能に寄与。見た目にもこだわっていて、力強さと美しさが印象的なデザインも特徴になっています。

塚田勝弘

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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