■ここ数週間で日産、パナソニック、サムスンと交渉も不発か
アップルは新型エレクトリックモデルを開発していますが、現在トヨタ関係者と接触していることがわかりました。
2020年末に自動車プロジェクトを再開して以来、アップルは多くの自動車メーカーやサプライヤーと話し合いを持ち、市場への投入を目論んでおり、同社はここ数週間で「パナソニック」「LG」「Samsung」「SK Innovation」などと交渉していることがわかっています。
ここだけを見ればアップルがバッテリー供給に関して交渉が進められているようですが、ここ数ヵ月で日産、マグナ、ヒュンダイとも接触しており、バッテリーだけでなく生産パートナーを探している可能性もあると言えそうです。
市販型アップルカーは、バッテリーの材料を保持するためのポーチやモジュールを必要としない先進的バッテリー技術、「モノセル」を備える可能性が噂されています。これはより小さいパッケージで、より多くの活物質が可能になります。
また往来のリチウムイオン電池よりも加熱しにくいリン酸鉄リチウムの使用を検討しているとも伝えられており、これらが実現すれば、同社にとってiPhone以来の革命と言えそうです。
アップルが自社バッテリー技術の準備が整うまで、他社からバッテリーを供給してもらうのか、自社バッテリー生産のアウトソーシングを計画しているのか現時点では定かでありません。
予想CGを提供してくれたのは、デザイナーのPeisert Design社。フロントエンドにはこれまでのクルマのデザインを覆すスリムなLEDバーを装備、複雑なパターンを持つグリルやホイールも特徴的です。
新型コロナウイルスのパンデミックにより、ワールドプレミアの時期が懸念されますが、2024年デビューへ向け動きが忙しなくなってきたことは間違いないようです。