■ルノー日産三菱アライアンスがEV専用に新開発した「CMF-EV」採用
ルノーは9月7日からドイツ・ミュンヘンで開催される「IAAモビリティ 2021」にて、主力モデル「メガーヌ」次期型のEV「メガーヌE-TECHエレクトリック」を初公開することをアナウンスしていますが、その最新プロトタイプをカメラが捉えました。
初代メガーヌは1995年にデビュー。これまでハッチバック、セダン、ワゴン、ミニバン、クーペ、コンバーチブル、SUVなど考えられるほぼすべての派生モデルを展開してきましたが、EVという新たな歴史が開かれることになります。
南ヨーロッパで捉えたプロトタイプは、エンブレムが際立つ完全密閉型グリルを備えています。その両側には、ダイナミックなLEDデイタイムランニングライトを備えるスリムなヘッドライト、さらに下には三角形のエアカーテンと独自のメッシュエアインテークが確認できます。
サイドでは、プラスチック製のボディクラッディング、空力ホイール、ポップアップドアハンドルを装備。
後部ではスリムなLEDテールライト、スポーティなルーフスポイラー、エキゾーストパイプのないバンパー、短いフロントとリアオーバーハングが見てとれます。
市販型では、ルノー日産三菱アライアンスがEV専用に新開発した「CMF-EV」プラットフォームを採用、日産「アリア」とは姉妹車になります。
キャビン内では、フルデジタルインストゥルメントクラスタと縦型インフォテインメントシステムを装備、フローティングセンターコンソール、ミニマリストのスイッチギア、ワイヤレススマートフォン充電器が追加されると思われます。
EVスペックは、60kWhのバッテリーパックと最高出力218psを発揮する電気モーターを搭載、WLTPテストサイクルでは最大280マイル(450km)の航続距離となっています。