今度は8人乗りだ!ランドローバー・ディフェンダーに巨大な「130」の設定が確実

■メルセデス・ベンツ「Gクラス」より8.9インチ(227mm)長く

ランドローバーの本格クロスカントリーモデル「ディフェンダー」に「130」を導入することが噂されていましたが、その市販型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

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ランドローバー ディフェンダー130 市販型プロトタイプ

初代ディフェンダーは、1948年にランドローバーモデル第一弾としてデビュー。無骨なフォルムと高い走破性で人気を博しましたが、2016年に惜しまれながらも生産終了となりました。

しかしその後、ラダーフレームからアルミニウム製のモノコックボディに変更し、2019年フランクフルトモーターショーで復活を果たしました。

現在3ドア・ショートホイールベースの「ディフェンダー 90」と5ドア・ロングホイールベースの「ディフェンダー 110」がラインアップされています。

捉えた「ディフェンダー 130」プロトタイプはフルカモフラージュされていますが、「90」「110」からそのエクステリアデザインを継承する可能性が高いです。

注目はボディサイズで、130では全長が201インチ(5,100mm)まで延長されると予想されており、これは「ディフェンダー 110」より13インチ(342mm)長く、メルセデス・ベンツ「Gクラス」より8.9インチ(227mm)長くなっています。

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ランドローバー ディフェンダー130 市販型プロトタイプ

インテリアの写真はありませんが、130では2列目のフットスペース拡大に焦点を合わせるのではなく、3列目を追加。最大8席まで収容可能で「ディフェンダー 110」よりかなりプレミアムな価格を設定、最上位トリムレベルが予想されています。

パワートレインは、ディーゼル、ガソリン、ハイブリッド、PHEV、そして最高出力550psを発揮するV型8気筒スーパーチャージャーエンジンをラインアップ。写真のプロトタイプは、最高出力360psを発揮するマイルドハイブリッド+3.0リットル直列6気筒ガソリンエンジンを搭載している可能性があるといいます。

「ディフェンダー 130」のワールドプレミアは、2022年夏ごろと予想されます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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