■内燃エンジンを持たない、より大型でより滑らかなアウディ「A7 スポーツバック」
アウディはコンセプトモデル「Sphere」第二弾となる「グランドスフィア」を9月2日に発表することを予告、その最新ティザーイメージを公開しました。
アウディは7月に、3台のコンセプトモデル「Sphere」の発表をアナウンスし、その第一弾となるEVロードスター「スカイスフィア」を8月10日に公開しました。
スカイスフィアはアウディの前身であるホルヒ「853コンバーチブル」からインスピレーションを得たフルエレクトリック・ロードスター。
最高出力632hpを発揮、0-100km/h加速4秒のハイパフォーマンスを誇ります。
第2弾となる「グランドスフィア」に関しては、これまでドアが開いているインテリアのティザーイメージなどが公開されており、短いボンネット、切り詰められたフロントオーバーハングなど、全体的な印象は内燃エンジンを持たない、より大型でより滑らかなアウディ「A7 スポーツバック」のようです。
アウディは、そのキャビン内をリビングルームと称しており、ピラーレスの後部開口ドアも公開しています。レベル4の自律システムを持っており、手動制御用のハンドルがありますが、ドライバーの介入なしのドライブの一歩手前です。
第1弾「スカイスフィア」では、可変ホイールベースが注目されましたが、「グランドスフィア」では採用される可能性は低いようです。
これは斬新なアイデアではありますが、グランドスフィアでは運転に重点を置いていないからです。
グランドスフィアがデビューした後は、第3弾となる「アーバンスフィア」が控えています。
アーバンスフィアはクロスオーバーとみられ、都市環境でプライベートスペースを提供することに焦点を当てていると言われています。こちらは9月下旬から10月上旬のデビューが予想されています。
(APOLLO)